SHELLY、子供の“容姿”を褒められたときの返しが「すごく勉強になる」と反響

SHELLYさんは、子供ができて直面した“アンコンシャス・バイアス”について語りました。

SHELLY

トランスジェンダー(FTM)のユーチューバー・奏太さんが18日、自身のYouTubeチャンネル『かなたいむ。』を更新。

タレントの SHELLY さんを迎え、“カミングアウト”について語るなか、子供ができて直面したという“アンコンシャス・バイアス”について語りました。

【動画】子供ができて直面した“アンコンシャス・バイアス”についても語りました

■SHELLY「いっぱい自分でフラグをたてて…」

7歳・5歳・0歳の3児の母親でもあるSHELLYさんに、奏太さんは「家族や近しい人からカミングアウトされた場合」について質問。

「極論、娘たちが『お母さんには言えない』ということを全部なくしたい、というのが目標」というSHELLYさんは、「いつか性被害に遭ったとして、それを私に言えずに抱えていた…というのが私は一番つらい」と述べます。

普段から「こういうことがあったら、いつでも言ってね」と伝えているほか、性自認やジェンダー、恋愛など色々な人がいて、色々な選択肢があることを教えているそう。

また「女の子なんだから~」「男の子なんだから~」など、無意識に言ってしまう“決めつけ”をしないよう「なるべくいっぱい自分でフラグをたてて気づく」と自身が気をつけていることを明かしました。


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■その褒め言葉、じつは“ルッキズム”

また、「子育てしていると、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや偏見)が多いって気づく」というSHELLYさん。

ひとり目の娘が生まれ、生後数ヶ月のころ「女の子、かわいいね~」「きれいな顔してる、よかったね」「美人さん」など、見た目についての言葉が多かったことを振り返ります。

もちろん相手は悪気なく、褒めている言葉ではあるものの、SHELLYさんは「女の子の価値は顔にある、ということを生後数ヶ月の赤ちゃんに言うの?」と衝撃を受けたことを明かし、「その“褒め言葉”は“女の子の価値は見た目にある”という…ルッキズムというプレゼント」と訴えました。


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■SHELLYの返しに、奏太「引き出しがすごい…」

さらにSHELLYさんは、娘と電車に乗ったとき、見知らぬおばあちゃんとのやりとりを回顧。

「かわいいね~、お金持ちと結婚できるね~」と言われ、SHELLYさんは「自分で稼ぐもんね~」と返し、「美人さんで良かったね~」との言葉には「中身で勝負するもんね~」とニコニコしながら返答。

素直に褒められたことに感謝しながらも、「イヤな思いをする人も出てくるかもね」というメッセージを届けるようにしているといいます。

奏太さんは「SHELLYさんの引き出しがすごい…」と感心しながらも、アンコンシャス・バイアスについて「ひとつずつは小さくても蓄積されていく。『自分はこうじゃなきゃいけない』というものを作り出すひとつになっていく」「LGBTQ+関係なく、すごく大事」と共感を示しました。

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