元ジャニーズJr.ジャニー喜多川氏の“家族葬”集合写真に私見 「秘密を墓場まで持っていく組」
「黙認してきた人間、成人しているタレントは全員…」と強く訴えました。
元ダンサーでお笑いタレントのマイコーりょうさんが9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
元ジャニーズJr.として、ジャニー喜多川氏の性加害報道について見解を述べ、成人を超えた所属タレントたちへ「決着をつけなくてはいけないと思います」と訴えました。
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■40年近くの黙認に「負い目を感じています」
10代の頃にジャニーズJr.だったマイコーりょうさんは、これまで、ジャニー喜多川氏の性加害について「みんな知ってたでしょ?」と発信しています。
今回、『クローズアップ現代』で取材を受けたときを回顧(放送上では、時間の都合でカット)。 この時、取材スタッフから「この件を黙っていたことに関して、自分に責任を感じていますか?」と質問され、「責任がある」と答えたことを明かします。
現在50代の自身に「長い年月の間、このことを黙認して声をあげてこなかったことに、負い目を感じています」「声をあげなかった長い年月で、橋田さん、二本樹さん、カウアンくん…みんな性被害にあっていました」「自分に責任を感じるべきだと思います」と心境を語りました。
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■「お別れ会」で集合写真
東山紀之さんや櫻井翔さんなど、自身がメインを務める番組があるジャニーズ所属のタレントはコメントを出していますが、マイコーりょうさんは「話の核心に触れないようにしているのを僕なりに理解しています」と、ジャニー喜多川氏の葬儀に言及。
2019年7月9日、くも膜下出血で亡くなったジャニー喜多川氏(享年87)。9月4日には東京ドームで「お別れの会」が営まれ、総勢150名の所属タレントが参列。“家族葬”と報じられました。
参列者全員ではないものの、遺影の前で多くのタレントが集合写真を撮りましたが、マイコーりょうさんは「あの秘密を墓場まで持っていく組の人たちの集合写真だな」と感じたといいます。
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■「決着をつけなくてはいけない」
さらに、ジャニー喜多川氏の追悼番組として、これまでの功績を称える内容ばかりだったことに「僕はもう『世の中、芸能界も、何も変わらないんだな』と本当に落胆しました」と当時を振り返り、「あのとき、いいコメントを出した人は、今更手のひら返せないし、もう引き返すことはできない人たちだと思いました」と述べます。
また、マイコーりょうさんは「僕は、去年までは黙認する側の人間だったので、強く言える立場にはない」と前置きしながらも、黙認をつづけている人たちに対して「ジャニーズ事務所というブランドイメージに“性加害”が加わったのは変えられない。憶測が生まれます。『考えないで、憶測なしに僕たちを見てください』っていうのにも無理がある」「黙認してきた人間、成人しているタレントは全員、そのことについて決着をつけなくてはいけないと思います。もう大人だから」と強く訴えました。
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