ジャニーズ性加害問題、“起きた前提”での検証に… 谷原章介「メンタルケアを」

ジャニーズ事務所の「外部専門家による再発防止特別チーム」の会見を受けて、谷原章介さんもコメント。

谷原章介

13日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、ジャニーズ事務所の創業者である、ジャニー喜多川氏の性加害問題を取り上げ。

ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が12日に会見を開いたことを報じ、司会の谷原章介さんも私見をのべています。


■「加害行為の存在を前提」として調査

同番組によると「外部専門家による再発防止特別チーム」は、座長・前検事総長の林眞琴弁護士、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理の研究者(女性)の3名で組成されているとのこと。

会見の中で林氏は「私たちを第三者委員会であると受け取ってもらっても、差し替えないと思っております」と明言。

さらに「私たちチームは過去の加害行為の存在を前提として、ジャニーズ事務所の過去の対応にどのような問題があったか、これを厳正に検証する」という趣旨に発言をしています。


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■「起きた前提」という宣言は「誘い水」?

性加害行為を「起きた前提」として厳正に検証する考えを示した一方で、「過去の加害行為のすべてについて、まだ明らかになっていないものも網羅的にその有無詳細を調査すること、それ自体を目的とはしていなません」という考えも表明。

番組レギュラーの若狭勝弁護士は、会見を受けて「加害行為の存在を前提とするという言葉を言うことによって、今まで性被害を受けていた人の中で『言うか言わないか、言わない方がいいんじゃないの、言ったところで自分の言葉は信用されないんじゃないの』と思っている人への誘い水となる」と分析。

続けて、「今名乗り出ている人以外でさらに名乗り出てくれる人がいるんじゃ…」と予想しています。


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■谷原、被害者のメンタルケアに言及

若狭弁護士は、ジャニー喜多川氏が故人であることに加えて、「性被害を申告した人のみのヒアリングでは全体像が明らかになることが困難」という点も上げ、「2つの壁」と表現しています。

谷原さんは、「サヘルさん、何より今被害を訴えていらっしゃる方、また、まだ言えないけれども訴えていきたいという気持ちがある方、そういった方のメンタルケアを…ヘルスサポートをしてあげたいですよね」と、タレントのサヘル・ローズさんに問いかけていました。


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■サヘル・ローズは被害者を気遣う言葉も

サヘルさんは、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさん、二本樹顕理さん、橋田康さんの映像をバックに「本当にそうですよね。またそういう方々が、こういう報道等で、一歩間違えてしまうと、報道されたことでより苦しむことにならないように…」と、気遣いの言葉も。

続けてやや語気を強め「『被害者がいる』といこと『二度と(被害を)うまない』ということを考えていきたいです」と訴えています。

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(文/fumumu編集部・星子

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