博多華丸、非正規雇用女性への偏見に唖然 「夫がいるから生活に困らない…」
「女の人は夫がいるから生活に困らないだろう」という偏見が根強く残る現状に、博多華丸さんは絶句…。
23日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、「“なぜ私たちは…”非正規雇用の悩み」という特集を放送。
働く人の約4割を占めるというパート・アルバイト・派遣社員など非正規雇用の「問題点」について取り上げ、司会の博多華丸・大吉の2人も疑問を投げかけています。
■大吉「うちは母親がパートをやっていた…」
番組によると現在、日本で働く人の非正規雇用の人はおよそ2,100万人。
そんな中、博多大吉さんも「うちは母親がパートをやっていたんですけど、給料は安いとか…でも一生懸命働くけど、年収の壁があってとか、なんかうまいこと働けてないっていうのがう、ちの母親に関してはイメージがある」と、実母の働きかったを回想。
相方の博多華丸さんは「結婚したてのときは稼ぎがないから奥さんに(働きに)行ってもらったりしていましたが、どっちかっていうと短期間でやるというイメージがあります」と、非正規雇用に対する自身のイメージを明かします。
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■非正規女性への偏見に華丸「今でも…」
番組によると、正社員の平均年収:508万円に対し、正社員以外(非正規雇用など)の平均年収は約198万円。
また、女性は非正規雇用の7割を占めているとのことですが、「非正規雇用で働く女性は家計補助的に仕事をしている」という認識がいまだにあるそうです。
専門家によると「女の人は夫がいるから生活に困らないだろう」という偏見が横行しており、賃金裁判ですら経営者の答弁書に「家計補助だから」という文言があるケースも。
時代錯誤の思い込みに華丸さんは「今でも…」と絶句し、大吉さんも眉間にシワを寄せた険しい表情を浮かべていました。
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■非正規雇用公務員は更新回数に上限が
さらに番組では、約62万人にもおよぶという「非正規雇用公務員」の厳しい実情も掘り下げ。ほとんどが会計年度任用職員で、原則1年毎の契約、多くが更新回数に上限があり3年から5年で契約がなくなるもようです。
教員、保育士、ハローワークの職員や役所の相談員など多岐に渡る職場で活躍する人々が、非正規雇用で経済的にも苦しく不安定な環境に置かれていることを伝えています。
大吉さんは「給料が安いっていうのもあるけど、回数を重ねられないっていうね」「ああいうのってスキルが上がれば上がるほど人の役に立つのにね」と、改めて疑問をいだきました。
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■ゴリ「上限がある理由が分からない
ゲストとして登場したお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさんも、「上限がある理由が分からない」「人生の…未来の設計ができないじゃないですか、上限を決められていると」と、納得がいかない様子。
番組側は、パートや派遣などの不満や悩みに対し「官製ワーキングプア研究会や自治労、日本自治体労働組合総連合に相談」というテロップを出して相談先をアナウンスしています。
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(文/fumumu編集部・星子)