「去年の日焼け止め」約6割が使ってるけど大丈夫? UV実験で驚きの結果が…
去年の日焼け止めって使っていいの? そんな疑問を調査してみました。
紫外線対策のために、そろそろ日焼け止めを塗ろうと思っている人も多いのでは? そんなときに悩みがちなのが、去年買ってまだ残っている日焼け止め。
このほど編集部では、去年の日焼け止めの使用について調査してみました!
■約6割「去年の日焼け止めを使用」
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「日焼け止め」に関する意識調査を行なったところ、全体で61.7%の人が、「去年買った日焼け止めを使用した経験がある」と回答。
割合を男女別に見ると、女性が41.8%に対して、男性が19.9%と、男性に比べて女性の該当率が高い結果となりました。
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■新しくしたほうがいいけど…
日焼け止めブランド・アネッサ(ANESSA)の公式サイトによると、昨年の日焼け止めは使用せずに「新調するのがベター」とのこと。
医薬品医療機器等法には、「製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はない」と記載されているため、開封済みの日焼け止めの使用期限がいつまでなのかを判断するのは難しいところ。
しかし、開封後の化粧品は早めに使い切ることが推奨されているのも事実…。
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■化粧品研究者がUVカット実験を実施
化粧品研究者であり、48万人以上のチャンネル登録者を持つYouTuberのすみしょうさんは、自身のYouTubeチャンネルで日焼け止めのUVカット実験を実施。
2022年3月に購入した「ビオレUV アクアリッチ ウォーターリーエッセンスq」と2023年4月に購入した同商品を比較したところ、昨年購入したもののほうが若干紫外線を通すも、誤差の範囲に。UVカット効果は「ほぼ変わらない」という結果になりました。
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■品質チェックポイント
UVカット効果がほぼ変わらなくとも、気になるのはその品質。すみしょうさんは、去年の日焼け止めを使用する前に品質をチェックすることを推奨しています。
ポイントは以下の通りです。
・変な匂いがする→刺激の原因になるかの性がある
・出したときに分離している→紫外線カット効果が落ちる可能性がある
・塗った際に刺激を感じる
また、「個人的に使用が不安」として挙げていたのが、「ノンケミカルタイプのジェル状日焼け止め」。高分子と酸化亜鉛の相性が良くないため、時間経過によってSPF効果が低下する恐れがあるそう。
さらに、顔への使用が心配な場合は身体へ使用するのがおすすめとのこと。
まとめると、基本的に去年の日焼け止めを使用することは大丈夫ですが、事前に品質をチェックすることが大切と言えそうです。
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