「人生に良い風が吹かない」 34歳の元アイドルがパパ活を辞めた理由

“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えします。


■人気チャットレディに

Wちゃんがアイドルを辞めたのは大学4年生の時。結局、アイドル活動は芽が出ず、事務所からグループ解散を告げられました。

「グループ解散って言われて悲しかったけど、おかげでストーカーみたいになってた男と別れることができました。彼が執着してたのは私がアイドルだったからで、アイドルじゃなくなった私には何の価値もないってことだったんでしょうね」。

その流れで芸能事務所も辞めたものの、スポットライトを浴びる快感を忘れられなかったWちゃん。大学卒業後、大手保険会社に就職しましたが、2年で辞めてチャットレディをはじめました。

「顔は出さずに配信してるんですけど、ファンが多くて意外とすぐに稼げるようになりました。足りない分はパパ活すればいいから、配信はゆるくていいし。10年間そんな感じの生活でしたね」。



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■良い風吹かそう

そんなWちゃんに変化が訪れたのは、今年2月。ずっと応援してくれていたファンの男性と付き合うことになってからだと言います。

「私、男運悪くて、これまで浮気とかDVとかばっかりだったんですよ。でも、その人はすごく真面目で優しくて。私がアダルトのチャットレディをしているのも受け入れて、結婚しようって言ってくれてるんです」。

彼との結婚を本気で考えた時、彼とは嘘偽りのない関係でいたいと思ったと話すWちゃん。

「彼に内緒にしなきゃいけないようなことはしちゃいけないな、と思って、パパ活もきっぱり辞めることにしました。嘘偽りだらけのパパ活なんて疲れるし、続けてても、私の人生、良い風吹かないなって気づいたんです」。

しかし、よくよく話を聞くと、その彼は既婚者…。本当の幸せまで、まだ少し道のりはあるかもしれませんが、これまでの人生と決別して前を向くWちゃんの人生に、良い風が吹きますように!

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(文/fumumu編集部・coco)

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