約4割が誤認していた「サイゼリヤ」の店名問題 名物アカウントの引退劇が話題に

名物ツイッターアカウントの電撃引退に伴い、改めて注目を集めた『サイゼリヤ』の店名問題。

サイゼリヤ

26日、イタリアンファミリーレストラン『サイゼリヤ』の誤記を摘発し続けてきた人気ツイッターアカウント「サイゼリヤ警察」さんが、“引退”を発表。

多くの人々があやふやに認識していた“あの問題”が、改めて注目を集めています。


■名物アカウントが突然の引退表明

これまで、サイゼリヤのことを「サイゼリ“ア”」と誤って記載しているユーザーを取り締まってきた、サイゼリヤ警察さん。愛すべき名物アカウントとして、多くのツイッターユーザーから親しまれてきました。

ところが、同社の会長が以前出演した『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)にて、この名称問題について「どっちでもいい」と発言していたことが、フォロワーからの指摘によって判明。

これに伴い、26日に「この活動の目的を失いました。今日でサイゼリヤ警察を辞めます」と、突如“引退”を表明したのです。突然の引退劇を大手メディアも報道し、ツイッターのトレンドワードとしても浮上するなど、大きな話題に。


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■「サイゼリア」派は4割超も

ちなみにfumumu編集部では、以前この「サイゼリヤ問題」について調査したことが。

2021年11月に、全国の10代~60代の男女410名を対象に、同店の店名にまつわる調査を行なったところ、「サイゼリア」と認識していた、サイゼリヤ警察さんの取締対象になり得る人は、当時42.4%存在。

サイゼリア問題

なお、この記事を書いている編集部員も、学生時代に「サイゼリ“ア”」と言って友人から指摘を受けた無礼者の1人。

インターネット上でも、そもそも「サイゼリア」だと認識していたという声も見受けられるほど、多くの人があやふやに認識していた状況がうかがえます。サイゼリヤ警察さんの地道な活動によって、正式名称を覚えられたという人も、少なくないのかもしれません…。


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■大手企業からオファーが殺到中

突然の引退発表を受けて、サイゼリヤ警察さんのリプ欄には「お疲れ様でした」と労う声や、引退を惜しむコメントなどが多数寄せられています。

また、今後の活動については大手企業からのオファーも殺到中。エバラ食品は「黄金の味警察いかがでしょうか(黄金の“たれ”とよく間違われます、、)」と打診しているほか、シャープ公式アカウントからも「転職はキヤノン警察をおすすめします」という提案も寄せられており、注目が集まっています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年11月5日~2021年11月9日 対象:全国10代~60代の男女410名 (有効回答数)

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