博多大吉、泰葉の“隠れた名曲”海外再ブレイクに驚き 「僕らが見逃していた」
歌手・泰葉さんの『フライディ・チャイナタウン』がサブスクサイトで1千万再生を突破。海外で再ブレイクの背景は…。
27日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK系)では、「こんなにおもしろい! 80年代“シティ・ポップ”の世界」というテーマで、再ブレイク中のシティ・ポップを紹介。
歌手・泰葉さんの楽曲『フライディ・チャイナタウン』などをとりあげ、注目を集めています。
■「今で言うエモい」80年代シティ・ポップ
現在、日本の80年代音楽が世界的なブームに。この日は俳優の町田啓太さんと女優の牧瀬里穂さんをゲストに迎え、懐かしの80年代音楽についてトークを展開。
米国歌手のザ・ウィークエンドが亜蘭知子さんの『Midnight Pretenders』をサンプリングしたり、インドネシアのスター・レイニッチが松原みきさんの『真夜中のドア~Stay With Me~』をカバーし、日本の若者にも逆輸入式に浸透。
若者への街頭インタビューでも、「なんか刺さる」「今で言うエモい」など好意的な意見が目立ちました。
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■牧瀬も好きな『フライディ・チャイナタウン』
今の若い世代に人気なのは、当時の大ヒット曲というより、ややマニアックな名曲。『真夜中のドア~Stay With Me~』は発売当時国内ヒットチャート28位でしたが、昨年は音楽サブスクサイトで世界1位を獲得。
上記の楽曲以外にも若者に人気のシティポップとして、番組では竹内まりやさん『プラスティック・ラブ』、大貫妙子さん 『4:00 A.M.』、泰葉さん『フライディ・チャイナタウン』をあげています。
とりわけ『フライディ・チャイナタウン』はゲストの牧瀬里穂さんも好きな曲ということで、「泰葉さんの声とこの曲の感じがとてもあっていて、神秘的っていうか…」とコメント。
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■サブスクサイトで1千万再生の快挙
泰葉さんの圧倒的な歌唱力が印象的な同曲ですが、司会の博多大吉さんは「ただそこまで街中で流れていたかというと、そこまでだったけどねぇ」と“隠れた名曲”だった可能性を指摘。
確かにリリース当時の1981年は、ヒットチャート最高位が69位、売上は5.6万枚だったもよう。しかし現在サブスクサイトで1千万再生を超えており、牧瀬さんも一度聴いたら「忘れられない感じです」と絶賛しました。
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■海外の有名DJらがサンプリング
必ずしも当時有名ではなかった曲も、海外の有名DJやアーティストがレコード店で発掘し、自身の曲に取り入れたことから流行につながったもよう。
日本のレコードは音質が良く、当時は生演奏だったこともあり、音楽に取り入れやすいという背景もあるそうです。
懐かしい名曲の再ブレイクを受けて、大吉さんは「世代的に僕らが見逃していたというか聴きのがしていた曲を今世界で掘り起こしてくれているという感じ」と、感慨深げに語っていました。
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(文/fumumu編集部・星子)