パーティでもらったグミを食べた児童に異変 「笑いが止まらない」理由とは

楽しいはずのパーティで息子に異変…母親が語った一部始終。

BBQ
(torwai/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「お菓子にしか見えない」外見で度々SNSを騒がせるパーティードラッグ。

2022年10月にソウル市内の梨泰院(イテウォン)で起きた群衆事故でも街中に紛れ込んでいたのではないかと囁かれていたこれらのドラッグが、近日アメリカに住む家族が開いたホームパーティーで使用されたことが報道されました。

健全なはずのホームパーティーでドラッグを口にしてしまったのはなんと11歳の男児。

この恐ろしい事件が多くの子供を持つ親を震え上がらせています。



■アメフトの観戦パーティーで

アメリカの大手メディア「ニューヨークタイムズ」の報道によると、被害者の男児・ライアン君はこの日母親のヴェロニカさんと共に友人が開催するアメリカンフットボールの大会「スーパーボウル」の観戦パーティーに参加していたとのこと。

試合は大いに盛り上がり、しばらく仲間たちと談笑した後に帰宅した所ヴェロニカさんは息子の様子がおかしいことに気付きます。



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■「ママ、助けて」

帰宅後、ライアン君のテンションは「明らかにおかしい状態だった」のだそう。

ヴェロニカさんは「ライアンは突然笑い出したかと思えば1点を見つめたまま動かなくなったり、その後号泣、爆笑を繰り返しました。そして身体の震えが止まらなくなったんです」と振り返りました。

続いて「笑い声はそのうち『助けて、ママ!』という叫びに変わりました。彼も自分の身に何が起こっているかわからなかったのかもしれません。我が家には子供が3人いますが、こんな異常事態は初めてでとても怖かった。すぐに救急車を呼んで病院に搬送してもらいました」と当時の様子を語っています。



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■尿から大麻の成分が

検査の結果、ライアン君の尿からはなんと大麻の成分が検出されました。

ヴェロニカさんは「そんなはず無い!! ライアンは自分とずっと一緒にいたのに…」と驚いたものの、後にホームパーティー会場に置いてあった「熊型のグミ」が元凶だったことが判明し更に驚いたと言います。

パーティーを主催した友人はヴェロニカさん曰く「とても真面目な人」。後日「大麻成分が入った熊型のグミを出したか」と問い合わせたところ、主催者本人も「どうしてそんなものが家に!?」と恐怖していたのだそうです。



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■回避がほぼ不可能だった今回の「誤食」

パーティーの参加者の誰かが面白半分で紛れ込ませたのか、ライアン君を狙って行われた犯行なのか、今となっては知る術もありません。

これらのドラッグは市販のお菓子とほぼ変わらない見た目をしていることから誤って口にしてしまう可能性が高いのも難点です。

ヴェロニカさんは今回の事件について「友人を責めるつもりはありません。ただ、政府はこうしたドラッグをもっと取り締まるべき。お菓子のような見た目で製造することをまず法律で禁止してほしい」とコメントしています。

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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子

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