ビジネスにおいて、新人や若手社員の頃に求められる業務のひとつが電話応対。電話をかけてきた人の名前や部署を聞き、自分の会社の人に繋いで…と、意外とその作業は面倒なものです。
ゆえに電話を嫌う人は少なくありませんが、中には「電話そのものより、電話してる姿を見られるのが嫌」という人もいるようです。
■約4割が「電話のときの姿を見られるのが嫌」
fumumu編集部が10代~60代男女922名を対象に「電話応対そのものより、電話応対している自分の姿を他の人に見られるのが嫌」かを調査したところ、「電話応対している自分の姿を他の人に見られるのが嫌」と回答したのは、全体で37.4%。
男女別では男性32.1%に対し、女性は42.0%と、女性のほうが10ポイントほど高い結果となりました。
関連記事:職場で電話に出ないのはなぜ? 「電話に出ない人」の対処法3つ
■20代女性「電話だと…」
fumumu編集部の取材に対し、20代の女性は次のように話します。
「私は職場ではけっこうお笑い寄りのキャラ。飲み会でなくても、普段から笑いを取りに行ったりするんですけど、電話だとそうもいかないので真面目に応対するんですね。そしたら周りの人に『お前、そんな高い声出せるのかよ』って言われて」。
「もちろん、そう言われた時はめっちゃ低い声で『え、なんのことですか?』ってドスをきかせて言うんですけど、照れるのは照れるんですよね」。
関連記事:どう考えても怪しい… 約8割の人が「出ない」と答えた電話の相手に共感
■30代男性「集中できなくて…」
一方、別の30代の男性は次のように話します。
「電話してるところを他の人、とくに知り合いに見られたくないと感じる人間です。電話って相手の話す内容に意識を向けないといけないけど、でも近くに知ってる人がいると、その人たちを意識してしまって、電話先の相手に意識を向けるのが難しくなるんですよ」。
「だから逆に、自分の場合はやり取りはメールで、打ち合わせはzoomでするようになりました。zoomは会議室を取るから他の人に見られることがないので、気が楽なんですよね」。
電話の声に集中しないといけない一方で、周囲に人がいるとそちらにも気持ちが向いてしまう…そういう意味では、リモートワークが進んでzoomが普及したのはいい変化だったのかもしれませんね。
・合わせて読みたい→どう考えても怪しい… 約8割の人が「出ない」と答えた電話の相手に共感
(文/fumumu編集部・柊青葉)