「星飛雄馬」名義で児童擁護施設にギフト 谷原章介は「キャプテン翼でも…」

「長屋の星飛雄馬」を名乗る人物からサッカーボールとお菓子の詰め合わせのギフトが届き児童養護施設の子供たちに配られる。

谷原章介

22日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、愛知県の児童養護施設に届けられた子供たちへのクリスマスプレゼントについて報道。

送り主は「長屋の星飛雄馬」を名乗っており、心優しい行動に司会の谷原章介さんも称賛を送っています。


■「長屋の星飛雄馬」からのプレゼント

18日、岡崎市役所におかれていた謎のダンボールの中には、「クリスマスプレゼントを養護児童施設に届けていただけますでしょうか? よろしくお願いします」と書かれた手紙が添えられていました。

中身はサッカーボールとお菓子の詰め合わせで、送り主は匿名で「長屋の星飛雄馬」という仮名も。

2011年から続いている匿名ギフトは、今年で18回目。同施設の副理事長は「大喜びですよね。この次期、サンタさんからの贈り物だよって」と、喜ぶ子供たちの様子を伝えています。


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■W杯にちなんでサッカーボールも

谷原さんは、「個人の方が継続的にやっているというのが素晴らしいと思うんですよね」「一回やって短期のそこだけじゃなくて、毎年毎年送ってあげることで…途切れてしまったら子供たちの期待を裏切ってしまうじゃないですか」「本当に続けられて素晴らしいと思います」とのべ、継続的支援を称えています。

星飛雄馬という野球漫画の主人公の名前を使っていますが、今年はサッカーW杯が盛り上がったことにちなんでサッカーボールを選んだ送り主。

谷原さんは「サッカーボールですからもしかしたら『キャプテン翼』でもよかったかもしれないですけど」と考察して、スタジオの笑いを誘っていました。


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■50年前のアニメが通用するすごさ

社会学者の古市憲寿さんは、「すごいのは『巨人の星』ってもう約50年前の漫画でありアニメじゃないですか」「やっぱりそのキャラクターが今でも通用するぐらい存在感があるのはすごいですし」と、昭和のヒーロー星飛雄馬の存在感に注目。

さらに、「ただやっぱりだんだん星飛雄馬を知らない世代も増えてきていて、それと同じようにチャリティも、なんかもっと新しい形になってもいいのかな? とも思うんです」と、今後の提案も交えて語っていました。


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■里親制度の広がりにも期待

国際政治学者の三浦瑠麗さんも「本当に、お優しい方だなと思いますね」と称賛しつつ、「やっぱりこういう施設ではみなさん頑張って子供を育ててくれていると思うんですけど、足りない要素って何かっていうと地域とのつながりであったりとか、家族と引き離されている子供たちなので、家庭の温かみみたいなものですよね」と発言。

続けて、「それってなかなか代替すること難しいんですけど、各国では、もう少し里親という制度が広がっていたりとか、あとはその地域もねぇ」「なかなか切り離されてこういう年末だけの特殊イベントみたいになっちゃうとよくないから、なるべく日頃から繋がりを持ちたいなぁと思いますね」と、里親制度の広がりにも期待を寄せています。

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(文/fumumu編集部・星子

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