「そういう人って、俺…」 アプ活で出会った韓国人男性の“言葉”に泣きそうに…

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

■そして褒め上手な彼

たくさん話をするなかで、キムくんが言いづらそうに聞いてきました「韓国人、好きですか?」。

私は「大好きですよ。韓流スターはめちゃくちゃかっこいいしお芝居も凄い、ドラマも面白い、コスメもオシャレも好きなので、焼き肉も!」と、本当に思っていることを伝えると「よかった」と嬉しそうにしていました。

聞いているとキムくん、とても苦労していることがわかりました。差別を受けたこともあったし、学生時代は地獄だったと。その苦労は滲み出ていました。だから、思いやりがあるし、人に気を遣えるし、遅刻したけど「いい人だもんな」と感じていました。

会話が盛り上がっている真っ只中、私の携帯にマネージャーさんから着信。これは出ないとな…。仕方ないので、彼の前で電話に出ることに。すぐ終わるかと思ったのに「今度のオーディションどんなモノマネやるか」とか「ラジオの収録があるから、台本送ります」とか、ザ・お笑い的な内容で、こんな時に限って長い。

何とか話終わって電話を切り、彼を見ると、じーーっと見てる。そりゃあ、内容的に気になるよなぁと、笑顔でごまかそうとしていると、彼、私をそのままじっと見て「もしかして、女優さん?」と質問。さらに「まほさん、綺麗だもんなぁ」。あらやだ、この彼、けっこうな褒め上手。なんて、心の中で思いながら、ヘラヘラとごまかして本業は言いませんでした。


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■胸に響いた、彼からの言葉

彼は、そのあともずっと、私が何者か気になったようでしたが「そもそもマッチングアプリやってて、ぶっちゃけ、どう?」という話になりました。私は、このキムくんに、素直に正直に話したくなりました。

年齢的に結婚に焦ってる気持ちもあるけど、マッチングアプリは楽しいし、ここまで男性に会いまくって行動してるのは初めてで新しい自分であること、どうせならとことんやろうと思ってること、でも、あまり周りには理解されないだろうとも思っていることなどを、淡々と話しました。

すると、彼に言われたことが、今でも私を支えてくれる言葉となるのです。

「凄いね、やってること間違ってないよ。だって、人ってそこまでいききれないよ、そんなに人生変えようと思わないよ。だって怖いからね。勇気いるじゃん、180度ふっきろうとしてる。そういう人って、俺、尊敬する」

私が一番欲しかった言葉…。きっと私は、誰かに認められたかったんだ。今、やってることは間違っていない、と…。

「ありがとう」と笑顔で伝えましたが、じつは涙をこらえていました。なんだか救われたなぁ。マッチングアプリってやっぱり、最高だなぁ。色んな人に出会えて「得るものしかないなぁ」と感動に浸っていました。


■感動から一転…やっぱりそうなるか

すると、キムくん「まほさん、僕、このあと仕事なんですすけど…」。ああ、もう時間か、本当にありがとうと、締めようとしていると「でも、まだちょっと時間あるので、遊びません?笑」 えっと、遊びって? ん、もしかして?

「え、だからまぁ、ホテルとか笑」やっぱりそうなるのね。そこから、しばらく口説きタイムに入りましたが、それも「女性を目の前に口説かないやつなんか、ダセー、先輩からそう教え込まれてきた」とのことです。

ホテルは断ったのですが「お会計はぜったいに出さないで」と彼の言葉に甘え、ありがたくご馳走していただきました。

じつはちょっと心は揺れ動いていました。こっちの気分もよく、彼氏もいないし”カジュアルな関係”もアリなんじゃないかと思ってきたのです。やってみようかな~と思うようになってきているのを感じました。

そして、なにやら私に、モテ期が到来するのです、ここから、一気に彼氏までできてしまう黄金ゾーンが始まります。LINE開けば、数々の男達。イケメン6人同時進行!?

いよいよノってきました。こんなことできるのは、独身の今しかない!でも、39歳(現在40歳)。時間…超ない。どうする? どうなる? 乞うご期待!

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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