イギリス・デヴォン州で開催されたささやかな結婚式。そこで出されたカップケーキを口にした参加者が「気分が悪い」と訴えた直後に昏睡状態に陥るという事件が発生しました。
地元警察の調べによると、カップケーキには大麻が仕込まれていた様です。
■楽しいお祝いのはずが…
この式でカップケーキを食べ、体調不良を訴えた人数は2名。90歳の男性と、63歳の女性でした。
女性はケーキを口にして数分もたたないうちに顔面蒼白となり、隣にいた友人に「ちょっと体調がよくないみたい…」と告げた直後に意識を失い倒れたのだそう。
同じく男性も食べた直後に倒れてしまったことから、二人とも救急搬送される羽目に。
和やかな雰囲気は一変、現場は「救急車を!」「大丈夫ですか!?」という悲鳴が飛び交い、大騒ぎとなってしまいます。
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■ケーキにマリファナが混入
女性は病院に運ばれ応急処置を施されましたが、その後12時間もの間目を覚ましませんでした。彼女が食べたカップケーキからは大麻(マリファナ)の成分が検出されたとのことです。
その後意識が回復し、健康に問題はないと診断されていますがメディアのインタビューに対し「私は式で出されたカップケーキを食べただけなんです。その中にドラッグが入ってるなんて知らなかった…本当に怖い」と回答しています。
なお、イギリスにおいて大麻を所有、栽培、販売することは全て違法です。
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