アプ活で出会った男性によくいる… どうしても受け入れられない「言葉」

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

■無感情の私

ここで、とある現象がおこります。そう、デジャブがおこるのです。4とかになってくると、その1で話した会話が急に脳から出てきて「部活、サッカー部でしたよね?」とか「血液型O型ですよね〜」など、ひどい適当な会話をしてしまうのです。すると「そんなこと言いましたっけ…?」

と、彼はいかがわしい表情をしてきます。当然です。だって、この女、他の男と間違えてるなと、バレているからです。

また、同じお店にばかり行っているので、店員さんに私は覚えられている気がしてきます。この女、毎回連れてくる男違うけど、結婚詐欺でもやってるんじゃないか? と、思われていそうです。

また可もなく不可もなく男達は、必ずこれを言います。

「今日、初めてなんですよ! マッチングアプリで会うの! まほさんが初めてなんです〜」

緊張している様子の彼らとは真逆の私。無。「そうなんですね〜」なんて微笑みながら、心の中では「えー、初めて…素人さんかぁ〜、こっちはもう何人も会ってて、まさかマッチング数なんて200人以上ですなんて言えないよなぁ〜」と、私は余裕な態度になってくるのです。

また、彼らがよく言うセリフで、どうしても受け入れられないものがありました。自分のことを「優しい」というのです。

「僕は、振られちゃうんですよね、彼女に言いたいことあまり言えなくて…優しいからですかねぇ」「うーん、やっぱりイケメンには勝てないので、優しさだけですね! 自信があるのは」

自分で言うんだ…。不器用なのかもしれませんが、自分で自分を優しいと言ってはダメだろうと私は思います。私は一度、我慢ができずに「自分で言うんですね」とハッキリ言ってしまったこともありました。そのたびに、会話がストップ。変な空気が流れていました。

こんなことを4回、5回と繰り返すうちに、私は「捨て回」と呼ぶようになりました。ネタにならない、良い人達だけど恋愛的な展開はなさそう、つまり、ただ、こなしただけの捨て回。なんとも失礼な話かもしれませんが、何人も何人も会っていると、不感症というか、こうなっていくんだなと少し恐怖を感じていました。


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■普通の男にしておけ?

捨て回があった日の夜、声だけのアプリclubhouse「小出真保のマッチングアプリ報告会」をやっていると、私の天敵・婚活アドバイザーがまたやってきました。

婚活アドバイザーは「可もなく不可もなく男」を、なんて言うのかな? 気になったので、彼らの話をしてみました。すると「まほさん、意外と、そういう普通の男性が、売れるのが早いんですよ」との返答。…え、というと?

「結婚相談所タイプですね、ちゃんと稼いでいるし、ヤリモクでもない、害がない、じつはなかなかいないですよ、振り返れば、ああ彼らみたいのと結婚すれば良かった〜って思うんですよ」。

えー? 振り返れば「可もなく不可もなく男」がいる? 振り返れば奴がいる? CHAGE&ASKAのYAH YAH YAHが頭の中に流れました。(昭和生まれなもので)

婚活アドバイザーが言いたいことはなんとなくは、わかっていました。ですが、そんなに結婚ってこの人でいいやって、恋愛感なくてもするものなのか? ずっと一緒にいるのに? 私にはわかりません。それに、彼ら、自分で自分を優しいって言うし…。そして、この疑問が出ました。

私って、そもそもどんな人を好きになるんだっけ? 気づけば婚活アドバイザーに聞いていました。すると、もらった意見のなかに、はじめて「従おう」と思うものがあったのです。


■対象年齢を「18歳から100歳∞」に変更

それは…「じゃあ、まずは、30人と会いましょう。突っ走っていいと思います。それで自分がどんな人を良いなと思うか、どんな人と一緒になりたいか傾向が出てきてハッキリします」。

私は会いまくるということは、何の抵抗もないため、この意見を取り入れました。そして、30人までを私のアプ活、シーズン1と名づけました。この時は、まだ15人。ワクワクしてくるのを感じました。

そして、対象年齢を「18歳から100歳∞」にしました。狂ってます。18歳なんて、100歳なんてそもそもいるのかよ。無理に決まってます。が、とにかく会いまくっていいというGOサインをもらったし、とことんやりきろうと思いました。

そして、勢いで48歳とマッチング。バツイチでよく笑うとても良い人なのですが…。帰り道にちょっとした事件が…道で叫ぶことになるなんて…。乞うご期待!♪

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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