無意識に傷つけているかも？　LGBTQ当事者に聞いた「SOGIハラ」経験談

「直接、自分に対して言われたわけではないですが、ニュースなどでLGBTQの当事者が何か事件を起こしたり、一部の人に誤解されるような過激な発言などの失言をしてしまった事が取り上げられたとき。あるいは、バラエティーなどで笑いをとるネタとして使われたときに『だから◯◯という性的指向は異常、気持ち悪い、危険』などの過剰反応をする人がいて不快に感じる事がありました。

話題性を高めて興味をひかせるため偏向報道的な部分があったり、LGBTの強調などしてしまったりしているせいもあるとはいえ、そこまで嫌悪しなくてもと思いました」（30代・男性）

「結構な人が経験があるのが、そのマイノリティを認めてもらえていない発言をされることがあります。

例えばレズビアンやゲイセクシャルなら同性にしか恋愛感情・性的欲求は向かないのに、『男を知らないから』みたいな言われたをすることも。

他者に性的欲求・恋愛感情がないアセクシャルの友人は、お一人様＝寂しい扱いされることがあったり、トランスジェンダーの人からは、『女装』『女の子ぶっている』みたいなことを言われたりすることもあるようです。

自分自身を否定されるとダメージは大きいと思います」（20代・女性）