0コロナ政策を掲げ、各地で事実上のロックダウンが行われている中国。
経済の中心である上海市も例外ではなく、当初期限としていた4月5日以降も封鎖が続けられることがわかっています。
人々の行動が制限される中、さぞかし不便を強いられている方も多いはず…。しかし、それを逆手に取った「商売」で大忙しだというやり手の商人たちがいるとのこと。
現在墓参りシーズンの中国では「墓参り代行」が大好評、現代ならではのサービスを提供していると話題を呼んでいます。
■ただの墓参りではない
この「墓参り代行」、ただ墓を掃除して、線香をあげて…といった基本的業務のみではありません。カメラを使って依頼主にその様子を実況する他、なんと「泣き」の行程もついてくるのだそうです。
価格はピンキリで、200元(約3800円)~1000元(約2万円)と幅広く提示されており、値段が上がるごとにサービス内容が充実していくという仕組み。
お花や供物のリクエストも可能なので、いつもと同じ「墓参り」がリモートで出来るという売り文句で好評を得ているようです。
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■「お墓の前で泣きます」
特に4月は墓参り代行の需要が高まっているという中国。(4月頭に清明節:日本でいうお盆のような習慣がある)
中には「お客様に代わって泣きの演技もできます!」というツワモノ業者も存在しており、文字通りお墓の前で号泣し、それを中継するサービスも提供しているのだとか。
当該の業者曰く「弊社は「泣き」が必要な方は1000元(約2万円)、普通で大丈夫って人は800元(約15000円)を頂いてます。基本的にはお墓の掃除を行い、お供えをして線香をあげます。最後に何枚か写真を撮って送付して終了です」とのことで、「忙しい過ぎて手が回らないよ!」と嬉しい悲鳴をあげていました。
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