おうちで映画三昧:「イケオジ」作品のススメ ⑰レイフ・ファインズ
オーバー40男優「イケオジ」のススメ⑰レイフ・ファインズ。紳士を演じたら随一のノーブルさ
■世界大戦を止めること
『キングスマン:ファースト・エージェント』の舞台は、第一次世界大戦前夜。大戦を陰で操る謎の組織に、イギリス貴族のオックスフォード公爵(レイフ・ファインズ)と、息子コンラッド(ハリス・ディキンソン)が立ち向かいます。
つまり「キングスマン」の「はじまり」は、世界大戦を止めることだったのですが…?
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■国別のノーブルさはお手のもの
1962年12月22日生まれ、イギリス出身のレイフ・ファインズは、王立演劇学校、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと、イギリス演劇の王道を歩いてきた、いわばエリート。つまり、イギリス貴族や王様のような「英国紳士」役を最も得意とするといえるでしょう。
そんな彼の出演作で一番のおすすめは、『メイド・イン・マンハッタン』(2002年)です。
本作は、アメリカのニューヨーク、マンハッタンを舞台に、ホテルで働くメイドのマリサ(ジェニファー・ロペス)が、宿泊客の政治家クリストファー・マーシャルと惹かれ合うラブストーリーですが、レイフ・ファインズはマーシャルを好演。
イギリス紳士のノーブルさをそのままに、いかにも人懐こい、アメリカ人らしいの政治家の雰囲気は見事。お国柄をはっきり演じ分ける妙技にうなること間違いなしです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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