「海外に憧れている」なんて聞くと、ものすごくかぶれていて会話の節々に英語を混ぜてくるような人を思い浮かべるかもしれません。
若者が海外旅行をしなくなったとも言われていますが、他の年代と比べて憧れを抱く人は減っているのでしょうか?
■3割が海外に憧れている
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,477名を対象に、海外への憧れがあるか調査を実施しました。
「憧れがある」と答えた人は全体の29.4%で、3割弱と判明しました。
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■海外旅行は特別ではなくなったけれど…
性別・年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっています。また、20代男性は29.7%と全体平均とほとんどかわりませんでした。
中年男性からは、昔のような憧れはなくなったとの声もあります。
「私の若い頃は、海外の音楽や映画などが遅れて日本に入ってくる時代でした。
そんなときなら海外への憧れもあったけど、今はネットも充実しリアルタイムに情報が入るようになっています。海外旅行も気軽になったし、特別な思いはすっかりと薄まりましたね」(40代・男性)
一方で女性は、すべての年代で3割を超える人たちが海外に憧れています。ワーキングホリデーを利用して、海外生活をしたいと考えている女性もいるようです。
「お金が貯まったら、オーストラリアに行きたいと思っています。英語を話せるようになりたいってずっと思っていて、今はネットの動画を観たり海外サイトを読んだりして独学している状態です。
自分の英語がどこまで通用するのかと、今から楽しみにしています」(20代・女性)
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■韓国に憧れる女性が急増中
一昔前まで、行きたい国で名前が上がるのは欧米ばかりでした。しかし近年では若い女性を中心に、アジア、中でも韓国ブームが広がっています。
「K-POPばかり聞いているし、韓国コスメも大好きです。最近はハングルを勉強しているので、旅行で行ったときに現地の人たちと交流するのが楽しくて。
近いので気軽に行けるところも、とても魅力ですね」(20代・女性)
憧れを行動に移せば、大きなものが得られるかもしれませんね。
(文/fumumu編集部・ニャック)