同性同士だからこそ、深い友情を育みやすいと感じることがある一方で、レズビアンの場合に恋愛対象になることもあります。
友達になるつもりが…恋人になりたかったのに…とお互いに齟齬が生まれてしまうこともあるでしょう。
そこで、fumumu取材班は、レズビアンの人に、友達になりたい人と恋人になりたい人との違いを聞いてみました。
①瞬間的か永続的か
「『友達になりたい』は、瞬間的な感情。『恋人になりたい』は永続的な感情…と言ったところでしょうか。
たとえば友達の場合は、連絡を取る頻度が年に1回でも、一緒に遊ぶのがたった1度きりでも、『その瞬間を共にしたい』という気持ちがあれば関係が成り立つと思うのですが、恋人の場合は日常的に連絡を取ったり一緒に過ごしたり『永い時間を共にしたい』という気持ちが根底にあって初めて成り立つと思うんです。
あくまで個人的な感覚ですが、そういう共有したい時間の長さみたいなところに、『友達になりたい』と『恋人になりたい』の違いがあるような気がします」(20代・女性)
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②それぞれ理想が違う
「友達と恋人と求める役割が違うので、違いをひとこと言えば、それぞれ求める理想像が違うといったところでしょうか。
友達は価値観が違っても楽しい時間を過ごしたり、新しい刺激が得られる相手。中には、2〜3日一緒にいるとストレスになるような子もいます。
恋人はずっと一緒にいてストレスがなく、価値観も近い相手。くつろいだり、癒されたりすることを求めています」(20代・女性)