飾らないごはんでいいんです 『舞妓さんちのまかないさん』の日常感に癒される

おいしいごはん、いつもの日常。ゆるりとした生活に癒される『舞妓さんちのまかないさん』をご紹介します。

■友情、恋愛、成長。すべてが日常の中にある

ハッキリした起・承・転・結! はないのですが、あわい恋心があったり、強い絆で結ばれた友情があったり、舞妓さんたちの成長があったり……心をガシッとつかまれる描写はたくさんあります。いつでもまったり、ゆったりというわけではありません。

ただ、それらがすべて自分と近い。漫画を読んでいると、とてもおもしろい展開だけど「まぁ、漫画の世界だよね」と自分と切り離してしまうことってありませんか?

『舞妓さんちのまかないさん』は、それがないのです。登場人物のやり取りや感情の変化がとてもリアルで、やりすぎていない。「実は、これは本当に花街のどこかで起きていることなのです」と言われても、うっかり信じてしまうリアリティさです。

それくらい、この漫画には“日常生活感”がある。だからこそ、自分の日常と地続きな気がして、より物語に入り込めるのだと思います。

2021年9月現在で、17巻まで販売中です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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(文/fumumu編集部・くまのなな

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