肌がかゆくなったり、赤くなったりするなど、常に肌トラブルがつきものの敏感肌な人達を中心に、スポンジやタオルを使わず体を洗う「手のひら洗い」が注目されています。
タオルでゴシゴシと擦るほうがきれいになりそうな気もしますが、それだけ肌にダメージを与えてしまいます。そのため、きれいな肌を保ちたい女性の間で手のひら洗いが話題になっているのだそうです。
■3割が手のひら洗い派
fumumu編集部が全国の20〜60代男女1,477名を対象に、体を手のひらで洗っているか調査を実施しました。
「体を手で洗うほうだ」と答えた人は全体で28.8%。およそ3割が手のひら洗いを実践しているようです。
性別・年代別では、20代から40代の女性が3割を超えています。中でも20代女性では37.2%と、全体平均より8ポイントも高く、手で体を洗う習慣が若い女性の間で広まりつつあるようです。
「背中にブツブツができたので皮膚科に行くと、『あまりゴシゴシと洗わないように』と言われました。ネットで調べると、手で洗うのが肌にはいいと読んだので実践しています」(20代・女性)
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■届かない部分はどうするの?
体を手で洗うのがいいと聞き実践したものの、思うように汚れが落ちていないと不安になる人もいるようです。
「手で洗うのが肌にいいと聞いて始めてみたら、お風呂上がりに体を拭くと垢がいっぱい出てきて。ネットでも同じ経験をしている人が多く、自然なことだとはわかりました。
ただ私は気になるので、柔らかめのタオルで優しく擦る洗い方に落ち着いています」(20代・女性)
また手では届かない場所は、どうするのかの問題も。
「手で洗うっていっても、背中ってみんなどうやっているんでしょうね? 私は太っているほうなので届かないのですが、標準体重の友達も『背骨のくぼみには届かない』って言っていました。
私は届く範囲は手で洗い、背中などはタオルを使っています。もちろんゴシゴシと擦らないようには、気をつけていますが…」(30代・女性)
自分に合った方法を各自で見つけているようです。「優しく洗うこと」がポイントといえるでしょう。
(文/fumumu編集部・ニャック)