食費を入れてくれない… 離婚女性が語る経済的DVの実態
モラハラには様々な種類がありますが、中には生活費をくれないような経済的DVに悩む女性も多いといいます。
近年、離婚する夫婦の間で原因としてモラハラが理由としてあげられることが多くあります。
モラハラとは主に、「見下した発言や態度をとる」「気に入らないことがあれば暴言を吐いたり無視をする」「人前でバカにする」などがあげられますが、中には生活費を入れずに相手を精神的に追い詰める「経済的DV」も問題となっています。
夫からの経済的DVが原因で離婚したという女性に話を聞いてみました。
■食費を入れてくれない
「夫は飲食店関係の仕事をしていたので、食事は基本的に外食ばかりだったんです。
最初は夕飯を作らなくてラッキーと思ったのですが、夫はだんだん『子供もいないし、家で食べるわけじゃないんだから食費は入れなくていいよね』と言い出すように。
私はパートをしていたのですが、収入は月に7~8万円ほど。その中から食費や交際費などをやりくりするようになったのですが、他にも雑費などを考えたらほとんど残りません。
私の夕飯はふりかけご飯なのに、夫は毎日のように高級店で外食。新しい服や化粧品はずっと買えませんでしたね」(30代・女性)
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■自分だけ旅行する夫
「自営業の夫の趣味は旅行で、結婚当初はよく2人で海外旅行に行っていました。
でも、子供が産まれた頃から夫は友達同士で旅行するようになり、私と子供は留守番に。子供が小さいので海外は難しいとは思いますが、それなら家族で楽しめるように国内旅行にするとかあるじゃないですか。
しかし、夫は私達のことなどそっちのけで友人とハワイや韓国に行っていました。しかも、旅行期間中は『実家に帰りなよ』と言われて、実家への交通費やその間の生活費は一切くれませんでした」(30代・女性)