様々な解釈がありますが、他者に恒常的に惹かれがなく人に性的欲求・恋愛感情を抱かない捉えられることが多いアセクシャル。
恋愛感情がなくとも愛情等はあるというのがアセクシャルを自認する記者の持論ですが、彼女たちは恋愛そのものに興味がないのでしょうか。fumumu取材班は聞いてみました。
①多くは興味がない
「アセクシャルの人たちとSNSで繋がっていると、多くの人は興味がないんじゃないかな〜と思いますね。告白されたら考えるかもしれないけれど、普段から恋愛のことは考えていないし、自分から恋愛しようとも思わない。
ただアセクシャルの自分が、恋愛・結婚が当たり前と考えられがちな社会でどう生きるのか、(恋愛・性について含めて)自分はどういう視点でアセクシャルを自認しているのか、そもそもアセクシャルとはなんなのか…。
そういうところには関心が行きがちですし、アセクシャルならではの悩みを誰かに聞いてほしいと思うこともある印象です」(20代・女性)
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②自分が関与したくない
「他の人が恋愛をするぶんには全く気にならない、むしろ応援したいと思うこともあるけれど、自分が関与するのは嫌という人も少なくありません。
アセクシャルを自認している議員さんも『自分に降りかかる恋愛に興味はない』と言っていたけれど、彼女の話を読んでいると、興味というか、他者の恋愛感情で振り回されるのを億劫に感じているようにさえ思えてしまいました。あくまでも、私個人の感想ですけれど。
私自身は、気持ち悪さを感じてしまうタイプ。常日頃から恋愛のことを考えて、盲目的になって、恋をすることが目的になっていて…そんな『愛し、愛された末の恋愛』ではなく、『恋愛そのものを楽しむ』スタイルを見ると、得体の知れなさを感じます。恋愛アレルギーなのかなって思っちゃいますね」(20代・女性)
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