セクシャルマイノリティの人は、特有の悩みを抱えても、なかなか人に相談できないことがあります。困った時に頼るあてが思いつけば良いですが、ないと感じてしまうこともあるようです。
そこで、fumumu取材班はどのようなところに悩みを相談しているのか、話を聞いてみました。
①SNS
「僕がゲイなのですが、SNSで個人が特定されないようなアカウントを作ってSNSでだけゲイだとカミングアウトすると、LGBTを中心としたセクマイの人がたくさん集まってきます。僕も積極的にゲイの人をフォローしていますよ。
同じマイノリティの人は特に、似たような悩みを抱えていることが多く、相談に乗ると思わぬ突破口になることがあります。相談したり、相談に乗られたり…そんな関係が作れれば、SNSはかなり居場所になると思います」(20代・男性)
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②アライやコミュニティ
「恋活したい人は特に、セクシャルマイノリティの団体が主催しているイベントに参加してコミュニティを獲得しています。そこで出会って親しくなった友達や、セクシャルマイノリティに理解のあるアライの人に相談することが多いのではないかと思います。
近い地域の人で集まれるから恋愛に発展しやすいし、友達も作れるし、セクシャルマイノリティをなかなか理解してもらえず疎外感を感じているなら、一度、そういう場所に行ってみてはいかがでしょうか」(20代・女性)