23日に放送された情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)にて、社会学者及びコメンテーターの古市憲寿さんが、昨日酒気帯び運転で逮捕された山口達也容疑者について言及。
アルコール依存症は「脳に直接作用する精神作用物質の問題」とし、今回の事件を「心の甘え」ではないと持論を述べています。
■意思の強弱が問題ではない
この日、相次ぐ飲酒関係の不祥事を起こしている山口容疑者に対し、番組は「山口容疑者のアルコールを断ち切れなかった意志の弱さ」と書かれた記事を紹介。
古市さんはそれに反論する形で「見識の浅い記事」「アルコール依存症だとするならば、脳に直接作用する精神作用物質の問題」であると語り、これは「意思の強さとか弱さとかではない」だと強調しました。
また、これらの依存症を「意志の弱さ」だと凶弾する報道側の姿勢にも「疑問を感じる」と話しています。
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■26周年だったのに
続いて、山口容疑者がTOKIO脱退から今まで置かれていた環境について「やっぱり孤立させたらいけないのは、あらゆる問題を起こした人に共通していることだと思う」と考えを示した古市さん。
「孤立して考え込んでしまって、それがアルコールで逃げるって言う事になってしまうならば、あまりよくない循環になっちゃうと思う」と話し、9月21日がTOKIOのデビュー26周年だったことを取り上げます。
そして、「違う世界戦だったらおめでとうっていうニュースが報じられていたかもしれなくて…」「やっぱりすごく残念だなという気持ちはあります」と悲しげな表情を浮かべていました。
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