9日、コピーライターで「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里さんが、現状について心情を綴ったツイートが話題になっています。
■「わかったことがある」
新型コロナウィルスが猛威をふるうこの状況下。糸井さんは9日、自身のツイッターを更新。
「わかったことがある。新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」と心情を綴りました。
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■「代弁してくれた」「声を上げなければ…」
この糸井さんのツイートに様々な意見が集まっています。
「コロナより人間が怖いです」「糸井さんが代弁してくれた」「原発事故後もこれがつらかったです。10年経たずしてまた同じようなことが…と心が折れそうです」と同じ気持ちを抱いていると賛同する人が多数いる様子。
一方で、「間違っていることに間違っていると声を上げなければ」「平和主義的なメッセージで人の心は癒されるのでしょうか?」「裏を返せば、平和や安全、幸せを望む声だと思います」といった、単に非難をするのではなく、納得できていないことには声を上げることの必要性を訴える言葉も見られます。
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■大切なことは?
様々な意見が飛び交うなか、その後も糸井さんは、笑えるネタや料理ネタ、励みや希望になるような内容をリツイートされています。
この状況下では、誰しもが様々な考えを持つもの。しかし、個々で生活の状況も感じ方も違うので、どの意見も絶対正しいということはないかと思います。
先が見えず、また閉塞感や経済への不安で負けそうになり、ときには怒りのような感情がわいてくることも。
それでも、不用意に他人を責めることはしない、という気持ちが大切なのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)