新型コロナの渦中にある今、読んで欲しい漫画 『リウーを待ちながら』 

日本の疫病流行を描いた傑作。医療サスペンス漫画が熱い

リウーを待ちながら
(出典:amazon

自宅で過ごす時間がいつもより多い今日この頃、外出自粛をしている時は漫画を読みたい! と思う人も多いのではないでしょうか。

今回はアニメ関係のお仕事を受け持ち、オタク歴20年の筆者が、これを機会におススメしたい漫画をご紹介いたします。


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■現在の状況にリンクしすぎる設定

新型コロナウイルス(COVID-19)が生活を蝕んでいく中で、今こそ読むべき! と太鼓判を押したいのが漫画『リウーを待ちながら』。

山下智久さん主演のドラマ『インハンド』の原作者である朱戸アオ(あかとあお)先生が送る本作は、富士山麓の街で起こったアウトブレイクで静かに死んでいく街を描く医療サスペンス。

リウーを待ちながら
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「院内感染」「パンデミック」「アウトブレイク」「緊急事態宣言」「都市封鎖」「マスクの売り切れ」など、思わずドキッとしてしまう単語が点在し、静かな、しかし確実に訪れる別れが淡々と繰り返される…残酷な「現実」がそこに存在しています。


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■謎の疫病が街に

リウーを待ちながら
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主人公である医師・玉木の元にある日、駐屯する自衛隊の隊員、肉屋の店主が重篤な状態で立て続けに担ぎ込まれ、2人を治療した同僚までもが命を落とす所から物語は始まります。

その後、同僚の娘である潤月が発熱。こちらは玉木の懸命の治療により回復しますが、肉屋の店主の家族や店員、更には配達員までもが謎の疫病に感染し死亡してしまいます。

不審に思った玉木が患者の症状に類似点を見つけ検体を提出すると、疫病のエキスパート・岸神が現場の視察にやって来るのでした。

呼吸器等の医療物資が足りなくなる中で一人でも救おうとする医療現場での奮闘と、疫病により混乱する人々、更には都市封鎖から間一髪で逃げ出した人に対する偏見や差別…私たちが今、目にしているものとリンクする場面があまりに多く、思わず目を背けたくなるような一幕も赤裸々に描かれます。

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