井上尚弥がWBSSで激戦の末、異常を報告「絶対安静で…」

井上尚弥さんが、7日の試合で負傷していました。

(画像は井上尚弥Instagramのスクリーンショット)

9日にプロボクシングWBAスーパー・IBF世界バンダム級王者の井上尚弥さんが骨折したことを報告しました。


■ノニト・ドネア氏との決勝で負傷

7日、WBAスーパー王者のノニト・ドネア氏とのワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝戦で、井上尚弥さんは判定勝ち。

しかし、2ラウンドで左フックを浴び、右上をカットし負傷。試合後の会見では、ドネア氏が二重に見えていたことを明かしました。この負傷については、素早く応急処置をしていたため、翌日には都内の病院で精密検査を受け、綺麗に縫い終えたそう。

井上さんは、「こんなアクシンデントがあるのがボクシング。何が起こるかわからないから楽しい」と前向きなコメントをしています。


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■右目眼窩底骨折

目に近い場所であるということで、同日、井上さんは「眼科にも行き、眼球には以上なしと診断されたのでご心配なく」と綴っていました。しかし、体のダメージがあるため、少し休んでから練習の再開を予定していました。

そして9日、「報告があります」と井上さんがツイッターで怪我について再投稿。「眼球には以上なしと伝えましたが、2Rの左フックで右目眼窩底骨折をしていました」と報告。また、鼻も骨折していたようです。

幸い、右目眼窩底骨折は出血させずに治療する「保存治療(保存療法)」で手術をすることは逃れたそう。ですが、絶対安静で治療に専念するとのこと。来年の試合には影響がないようです。


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■歴代ナンバーワンの凄い試合

ファンから多く心配の声が寄せられましたが、ボクシングでの負傷ということで、試合についても言及がされていました。

「私はまだ余韻に浸ってます…右目、鼻の骨折ととても心配です。絶対安静に治療に専念して下さい。身体をゆっくり休ませてあげて下さい。ご家族の為にも、今後のボクシング人生の為にも」


「マイク・タイソンや辰吉の全盛からボクシング観てるけど、今まで見た試合の中で歴代ナンバーワンの凄い試合でした」


「複視(二重に見えること)があったので、可能性はあると思っていました。眼窩底の骨は1mmもないくらい薄いのです。普通は試合中に腫れて、眼球運動をチェックされて、ストップされてしまいますその状態で11R、まともにヒットさせなかったのはすごいと思います」


素晴らしい試合でした。今はしっかり療養し、再びリングに立つ姿を楽しみにしています。

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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