大谷選手の通訳・水原一平氏にまつわる報道 あるVTRに元テレビマン「作為の跡を感じる」

水原氏の実家を訪れる映像を見て、元テレビマン「あ、やったな」「あまりにも不自然」。

大谷翔平・水原一平

元テレビマンで放送作家歴26年の長谷川良品さんが25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

現在、各局ではロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳・水原一平氏の“違法賭博”にまつわる報道がされていますが、長谷川さんは「テレビ報道の違和感」について自論を展開、苦言を呈しました。

【動画】水原氏の実家を訪れる映像を見て「あ、やったな」「あまりにも不自然」


■報じ方に「懸念しかありません」

水原氏の報道について「ワイドショー的な“報道ごっこ”という下世話な方向へと進みつつあり、懸念しかありません」と話す長谷川さん。

例に出したのは22日にフジテレビで報道された映像。「水原氏は一体いつから違法賭博に手を染めるようになったのか」というナレーション後、カリフォルニア州にある水原氏の父親の自宅前の映像が流れます。



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■VTRを見て「あ、やったな」

記者はインターホン越しに「一平さんが賭博に関与していたというのは?」と問いかけ、水原氏の父親からは「知らないよ! 俺は何も!」と怒声が。つづけて「なんの相談も受けてないんですか?」との問いには、「帰って!」と興奮した女性の声が聞こえます。

このVTRを見て「あ、やったな」と感じたという長谷川さんは、父親と女性の興奮した様子からいくつかのやりとりがバッサリとカットされたであろうと推測し、「あまりにも不自然」と語りました。



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■「都合の悪いシーンは全カット」

記者の「一平さんが賭博に関与していたというのは?」という第一声で、急に声を荒げることは考えにくいことであり、実際には記者が父親を挑発するようなやりとりがあったのではと説明した長谷川さんは、「父親を挑発して怒らせておいて、都合の悪いシーンは全カット。個人的にはそんな風に感じた」「作為の跡を感じる」と見解を述べます。

ではなぜ記者は、父親を怒らせるほど食い下がったのか…「答えは簡単。印象操作が狙い」という長谷川さんは「『大谷選手の口座に不正アクセスし、7億近い大金を自身の借金返済のため送金した、素行の悪い息子の父親』。そんなステレオタイプなイメージを想起させるための、悪意のある編集だと推測します」と自論を展開しました。

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