野田洋次郎は貴族顔 江戸時代の殿様顔とも共通点が多い:顔相鑑定(247)
顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、RADWIMPSの野田洋次郎さんを鑑定。
顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、2月18日にスタートしたドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』(NHK BS、NHK BSプレミアム4K)に出演しているRADWIMPSの野田洋次郎さん。
辞書作りにかける情熱を描いた、三浦しをんさんのベストセラー小説を連続ドラマ化。
主演の池田エライザさんが、ファッション誌から辞書編集部に異動になる岸辺みどりを演じ、野田さんは上司で辞書編集部主任の馬締光也を演じています。野田さんの役者業は3年半振りとなります。
■弥生人の特徴が多い「弥生顔」
人類学で日本人の祖先は「もともと日本列島に住んでいた縄文人と大陸から来た北方渡来系弥生人の混血」が定説となっていますが、野田さんのお顔は弥生人の特徴が多く「弥生顔」に分類できます。
顔がシュッと細長く、まぶたは一重、鼻は細い、唇が薄い特徴は、大阪府立弥生文化博物館の「目で見る弥生文化」の導入ゾーンにある“「弥生人の家族」のお父さん”の顔にそっくりです。
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■江戸時代の上流階級の顔を復元
ただ、実際の弥生人は「顔形は丸や楕円形、平坦で滑らかな顔、眉は薄く細く、目は一重瞼で細い、鼻は狭くて低い、頬骨は大きい、耳たぶが小さいか無い、唇が薄い、歯が大きい、口元は出っ張り気味」の特徴があり、今言われている「弥生顔」とは少し違います。
2022年に新潟医療福祉大学の奈良貴史教授を中心とする研究チームが、発掘された長岡藩主や正室らの頭蓋骨を基に顔を復元したところ「細くて小さい顎・面長・高い鼻」になりました。
野田さんの高い鼻や細い顎は、この江戸時代の上流階級の特徴とも共通しているので「殿様顔」と呼ぶことができるでしょう。
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■涼しげな目元と間延びた鼻の下
細い輪郭、高い鼻、そして野田さんの涼しげな目元は「貴族顔」の印象をより強くしています。他に特徴的なのは鼻と口の間隔が広いことで、この顔相は細かいことを気にせず、いつも心に余裕があるタイプ。
この部分が、落ち着いてゆとりのあるちょっと高貴なイメージにもなっているのですが、同時に少し間延びした印象にもなっています。
眉と目の目元を見ると「貴族顔」なのですが、鼻と口だけを見るとフットボールアワーの岩尾望さんに似た印象になりました。
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■ドラマでは地味な変人キャラに
『舟を編む〜』では、目が隠れるほどのぼさぼさ頭に丸メガネで役作りをしているため、普段の野島洋次郎の顔とは全く違う、地味な変人キャラの顔になっています。
RADWIMPSとしては、アルバム『ANTI ANTI GENERATION』に収録した「正解(18Fes ver.)」を、新たにスタジオレコーディングをし新録音源としてリリース。
2月28日には生産限定盤として合唱譜面(オリジナル/混声三部合唱/女性三部合唱)が封入されたCD『正解』も発売され、音楽活動のほうも楽しみです。
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■執筆者プロフィール
池袋絵意知:観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。
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(文/fumumu編集部・池袋絵意知)