多くの人がトイレに行く目的は、主に用を足すことでしょう。しかしトイで考え事をする人も、意外に多くいるようです。
■約8割、トイレに中で考え事
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、「トイレの利用」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「トイレの中で考え事をした経験がある」と答えた人は、全体で80.0%。
fumumu取材班は女性たちに、トイレの中で考え事をした体験談について聞きました。
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① 嫌な出来事があり
「会社で上司に嫌なことを言われて、私はかなり苛立っていました。このまま上司の顔を見ていてはイライラが止まらないと思って、私はとりあえずトイレに向かったんです。
トイレの個室でずっと、『この先、どうするべきか』と考えていました。ただどんなに考えても答えが出ず、あまり個室を独占しているのもよくないと思ったのでトイレを出ることにしたんです。
少し考え込んだのがよかったのか、席に戻ると気持ちが少し落ち着いていました」(20代・女性)
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②テレワークのときに
「コロナ禍に一時期、テレワークになったことがあったんです。家で仕事をして集中ができるのか不安だったのですが、会社よりも自由が効くので私はよくトイレに行っていました。
もちろん会社にいても、トイレくらいは自由に行けます。ただテレワークのときには、用を足す気もないのに家のトイレにこもっているときもありましたね。
トイレで考えたほうが、頭が回る気がしたんです」(20代・女性)
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③用を足すだけのつもりが
「ただ用を足すためにトイレに行ったのですが、そのまま仕事の悩みをあれこれ考え初めてしまったんです。気がつけばトイレの中で、泣いている自分がいました。
仕事の悩みについて考えているうちに、つらい気持ちになってしまったのでしょう。なんとか泣き止んでトイレを出ましたが、気づかないうちにストレスがたまっていたのだと思いましたね。
そしてなにもなかったような顔で、仕事に戻りました」(20代・女性)
個室になっているので、考え事をしやすいのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・ニャック)