嫌な相手に対して、なにか仕返ししてやりたいと考えたことがある人もいるかもしれません。さらには実際に仕返しを実行した人も、意外に多くいるようです。
■約半数、嫌な相手に仕返し
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、嫌なことをされた相手に仕返しをした経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「仕返しをした経験がある」と答えた人は、全体で53.7%。
fumumu取材班は女性たちに、嫌なことをしてきた相手に対してやった仕返しの方法について話を聞きました。
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①嫌な上司の席の周りだけ
「うちの会社は小さいので、社内の掃除は順番で社員がすることになっています。少し早めに出勤して掃除を済ますのですが、まだ誰もいないので私は好き勝手にやっているんです。
苦手な上司の机の周りだけ、掃除機をかけないようにしています。あまりにも小さな嫌がらせすぎますが、これくらいの仕返ししかできないので…。もちろん、こんなことならバレないですからね。
自分でも、人間的に小さいなとは思っています」(20代・女性)
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②嘘をついていた彼氏に
「彼氏が私に内緒で、会社の女性社員と飲みに行っていたんです。やましい気持ちはなかったらしいですが、私に言うと面倒なことになると思ったので『上司との飲み』だと嘘をついたと言っていました。
私としてはそんな嘘をつかれたことが腹立たしく、許せない気持ちになったんです。そこで私が会社の飲み会に行くときに、『男性社員と二人』と嘘をついてみました。
仕返しとして、彼氏を嫉妬させてみたかったんです」(20代・女性)
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③ずっとおとなしくしてきたけれど
「同期がなにかにつけて私を下に見てくるのですが、これまでは面倒なことにならないために我慢を続けてきました。しかしそうすると、同期はどんどんと調子に乗り始めて…。
さすがに我慢も限界に達してきたので、『そんなに見下される覚えはない』とはっきりと言ったんです。まさか言い返されると思っていなかった同期は、かなり焦っていました。
それからは、お互いに適度な距離を置くようになっています」(20代・女性)
仕返しといっても、やはり大きなことはできない人が多いようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)