「重版出来」って何と読む？　今さら聞けず…およそ5割が誤読していた

日常的に目にする漢字のなかには、うっかり読み間違えてしまいがちなものがいくつもあります。

漫画・ドラマのタイトルになったことでも注目を集めた「重版出来」という言葉。あなたは正しく読めていますか？

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■「じゅうはんでき」は間違い

fumumu編集部が全国の10代～60代の男女1,590名を対象に「重版出来」を何と読んでいるか調査を行いました。

その結果、「じゅうはんでき」と読むと答えた人が31.6％、「じゅうはんしゅつらい」と答えた人が19.3％。

確かに、「出来」は「でき」とも読めるのですが、これは誤りになります。

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■正しくは「じゅうはんしゅったい」

「重版出来」の正しい読み方は「じゅうはんしゅったい」。正しい読み方を知っていた人は48.9％でした。

「重版」は、出版物を初版と同じ版を使って増刷・重刷することを指し、重版が出来上がり、その書籍が発売されることを「重版出来」と言います。主に出版業界で使われる言葉ですね。

ちなみに「出来（しゅったい）」は、物事が出来上がること…という意味になります。

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