28日放送の『ボクらの時代』 (フジテレビ系)に、小説家としても大活躍する、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さん、音楽グループ「クリープハイプ」のボーカルで小説家の尾崎世界観さん、小説家・エッセイストの村田紗耶香さんが登場。
コロナ禍で変化した作家活動や、思うことを赤裸々に語りました。
■コロナ禍の活動の厳しさ
世界中の人たちの生活が一変したコロナ禍。尾崎さんは、自身の変化を振り返り「ライブが出来ないので全てが変わった」と告白。
時間に余裕が出来たため、音楽制作に力を入れる予定だったそうですが、「コロナの影響で曲を作るっていうのは、どうなんだろう」「曲がコロナに影響されている気がして…まだ作品にするには早いんじゃないかなって」と迷いがあったとか。
そんな日々の中、作家として小説を書くことで「気持ちを救われた」と語りました。
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■表現方法にも影響が
芸人として活躍している又吉さんも、「ライブは月1しかできていないし、配信だけの時もある」とコロナ禍での現状を明かし、「反応が分からないから、お客さん無しでやるのが難しい」と、思いを吐露。
村田さんは、恋愛小説を連載する友人の作家からコロナ禍の恋愛描写について相談を受けたことがあったと告白。
「『この2人、だんだん濃厚接触だな…』っていう気持ちになったりとか、急に抱きしめたりとかキスとか、ロマンチックな気持で描いていたのに、物凄くそれが野蛮なことのように気持ちが変化しているようで…」と、表現の方法にも大きな影響が出ていることを語りました。