熱中症警戒アラート、“発表初日”はとくに危険 東京消防庁「命を守る行動を」
躊躇なくエアコンなどを活用し、命を守る行動を心がけましょう! 「今日は危険」です。
10日、東京都内で35℃を超えるなど、関東地方では危険な暑さとなり、各地に「熱中症警戒アラート」が発表されています。
同日東京消防庁の公式ツイッターは、熱中症で救急搬送される人が急増するタイミングであると明かし、改めて警戒を呼びかけました。
■熱中症警戒アラート「発表初日」は要注意
東京消防庁公式ツイッターは同日午前、「命を守る行動をお願いします!」と題して投稿。
「今年初めて、東京地方に熱中症警戒アラートが発表されました」と触れ、「昨年は発表初日に東京消防庁管内で熱中症により404人(令和4年最多)が救急搬送されました」と説明しました。
同日は、まさに熱中症のリスクが急上昇する条件が重なっており「今日は危険! ということをみんなに広め、命を守る行動をお願いします」と改めて警戒を呼びかけています。
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■熱中症予防は「誰かの命を救う」ことにも
このツイートには、東京消防庁の公式ページ内「熱中症予防対策」のURLも添付されています。
そこには、夏季は熱中症による救急出場が急増し「中症予防対策は自分だけではなく、誰かの命を救うことにも繋がります」という一文も。
熱中症は重症化すると命に関わる危険もあり、ページ内には予防ポイントや、熱中症が疑われる場合の応急処置、救急車を呼ぶ・医療機関を受診する基準などを、フローチャートで確認できるページも存在。一度チェックしておくと良いかもしれません。
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■「気をつけよう」拡散し呼びかけるユーザーも
このツイートは首都圏在住と思しきユーザーを中心に拡散されており、「熱中症対策をして安全に過ごしましょう!」「屋外での運動は止めませんか? 屋内では空調を使いましょう!」と呼びかけるユーザーも。
「気をつけよう。。」とつぶやく声のほか、「今日はさすがに外で体育していないですよね」「命を落とす子がいませんように…」と、屋外での体育の授業実施の判断に言及する声も多数見受けられました。
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