女性向けアダルトコンテンツで女性から人気を得ていたAV男優のムータンさんが登場し、壮絶な人生を振り返り反響が寄せられています。
【動画】”女性向け作品”で人気を博したムータンさんが壮絶な過去を告白
■“女性向け作品”で人気者に
アダルト作品=男性が観るもの、とされていたものが大きく変わったのが2009年。SODに(ソフト・オン・デマンド)が、女性向けアダルトDVDレーベル「SILKLABO」が立ち上がります。
視覚・聴覚を刺激する演出が多い男性向けに比べ、きちんと作り込まれたドラマや「コンドームを渡す」などの演出は、多くの女性から支持を得ました。
2005年から多くのアダルト作品に出演していたムータンさんは、「SILK LABO」で人気男優2人とともに“エロメン三銃士”として活躍。
テレビやファッション雑誌、週刊誌などにも登場し、“親バレ”してしまったほど露出が多かったといいます。
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■“ラリった”状態で現場へ
当時は、自己評価・自己肯定感が低く自身を「ゴキブリ以下」と思っていたというムータンさんは「自己肯定感が低いなかで有名になって、日本各地のイベントではキャーキャー言われる」と、自己評価と世間の評価の乖離を感じはじめたのだとか。
もともと「強迫神経症」だったというムータンさんは、ブレイクにより悪化。服用していた睡眠薬(睡眠導入剤)が日に日に増える事態に。多くのクリニックに足を運び、自費で購入した睡眠薬を飲む日々で「やばい時は、1日300錠とか飲むようになっちゃって」と、睡眠薬依存症だったことを明かしました。
“ラリってる”状態で撮影現場に行くため、現場からは追い出され、その噂が瞬く間に広まり「あいつはもう使えない」と干されてしまったようです。
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■「ご臨終です」からの生還
そして2015年の元旦、睡眠薬が切れてしまい「禁断症状で体が痙攣してきちゃって。ぶっ倒れて椎体が潰れちゃって、身長が15センチ縮んでた」と、183センチあった身長が168センチになったといいます。
その後、生活保護を受けながら閉鎖病棟での生活をつづけていた2020年誕生日(6月)、服用していた抗うつ薬がイヤになり、勢いで50錠を飲んでしまったムータンさん。
オーバードーズで心肺停止の状態で病院に運ばれたそうですが、「心肺蘇生やっても生き返らなくて、『ご臨終です』ってなってから生き返ったっぽくて。みんな驚いてるんですよ」と当時を振り返りました。
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