ありえない…女子大生のブラックアルバイト経験談
バイトで休みが全く取れなかったなど、女性たちにブラックバイトの実態を聞いてみました。

春から新しくアルバイトに挑戦する人は多いでしょう。友人や知人に紹介してもらったり、ネットや雑誌の求人情報や、店頭の募集張り紙から問い合わせるなど、始めるきっかけはさまざまです。
ただし、仕事に就いてから勤務条件と違うなど、初めて気付くことも少なくありません。中でも、いわゆるブラックバイトは避けたいところですよね。
そこでfumumu取材班は、ブラックバイトを経験した女子大生たちに話を聞いてみました。
①休憩は30分
「そういう契約だったのかもしれませんが、長い時間働いても休憩が30分しかありませんでした。『長く休憩を取りすぎても疲れるよね』と店長に言われ、他のバイトさんも本気で同意している様子だったので、そんなものだと思っていたんです。
でも、今思えばバイトさんの中には12時間勤務の人とかもいたので、ぶっ通しで働いて、食事をとる30分間しか休憩がないのは、おかしな話だったように感じます」(20代・女性)
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②台風の日に勤務
「台風が来ている当日、ちょうどバイトから帰宅する時間に直撃しそうなため、電車も止まるだろうと思っていたんです。バイト先に電話をして確認すると『人が足りないから来てくれなきゃ困る。今日はあなたのシフトでしょう』と言われてしまいました。
泣く泣くバイト先に着くと店長から『バイトの従業員休憩スペースに布団が敷けるから、最悪泊まればいいよ』と。
結局、台風の進路が外れたので帰れましたが、今でもトラウマですね」(20代・女性)
③インフルエンザの日に出勤
「冬のある朝、39度の熱が出てしまい、バイト先にすぐに連絡を入れて、病院でインフルエンザの検査を受けたいと伝えたんです。
店長からは『そんな理由で休めない』と言われてしまい…。仕方なく出勤したのですが、体調は最悪で震えが止まらないまま午前のシフトが終了。
他のバイトさんに引き継いで病院に行ったら、やはりインフルエンザでした。翌日以降、私はもちろん欠席ですし、引き継いだ店員さんなども体調を崩したので、店長はしばらく不機嫌だったそうです」(20代・女性)
自分のバイト先がブラックだと気づかずに働いているパターンも多いようです。
ちょっとでもおかしいと思ったら、周りに話を聞いてみて、必要に応じて働き先を変えたり、ブラックバイト相談窓口に問い合わせると良いでしょう。
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(文/fumumu編集部・神崎なつめ)