不動産屋がドン引きした退去時エピソード5選

最後は、感謝の気持ちを持って退去したいものです。

(Image Source/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

異動や新生活などで、引越し準備に余裕がない…と焦ってしまう人は少なくありません。だからと言って、今まで借りていた家の退去や精算を、おざなりにしていいわけではありません。

fumumu取材班が不動産屋さんに聞いてみると、対応に困る人もいるのだそう。詳しく聞いてみました。


①引越し直前に退去連絡をしてくる

「『退去する際は、ひと月以上前に退去予告が必要』など、契約書にきちんと明記されているにも関わらず、引越し直前になって退去連絡をしてくる方。


『急な辞令で』とか『親を亡くなったから』など理由は様々ありますが、条件に合意して契約している以上、退去後も相応の家賃支払い義務が発生することは納得してもらわないと困ります」


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②DIYして敷金の精算をごねる

「DIYが流行っている昨今。賃貸物件なのに、壁に穴を開けたり壁紙を張替えたりしている方がいらっしゃいますが、家主の承諾がなければ、実費で原状回復する義務があります。


『いい材料で作った』とか『次の人も使いやすいと思う』とごねられこともありますが…」


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③入居時からの不具合を退去時に指摘

「退去時になって、入居したころから不具合があったと指摘してくる方。もしかしたら、敷金を少しでも多く返してもらいたいと思っているのかもしれませんが…


退去時まで放置したことで物件に不具合が生じた場合、逆にお客様に負担が生じることもあるので気をつけてください」


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④退去後の室内がめちゃくちゃ臭う

「壁紙の張替えや室内の清掃で汚れは取れますが…その部屋だけ臭いが違うことがまれにあります。


腐ったものを放置していたのかわかりませんが、なかなか消えないことも多いですね」


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⑤退去後すぐに消息不明に

「退去後に物件に損傷が見つかったため、ご本人に使用時の状況を伺いたかったのですが…携帯は解約済、契約書に記載の勤め先も退社されていました。


最終的に連帯保証人様に連絡をして聞くことができましたが、驚きましたね…」


「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますが、今まで住んでいた家を退去する際には、最低限のマナーも必要です。

お互いにとって気持ちのよい退去・精算ができるように、言動には注意したいものですね。

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(文/fumumu編集部・志都

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