部屋探し前に理解しておこう! 不動産屋泣かせの客5選

不動産の専門家とは言え、できることは限られています。理想は何でも叶えてもらえる…と思っていると、迷惑なお客様になっているかもしれません。

不動産
(maroke/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

進学や就職などで、新しい住まいを探している人は多いでしょう。しかし、全ての人が理想通りの物件に出会えるとは限りません。

中には、叶えられそうもない無理難題を言う人もいるそうです。fumumu取材班は、不動産屋さんが実際にあった困ったエピソードを聞きました。


①条件と予算が違いすぎ

「『一間でいいから、渋谷駅から徒歩圏内で家賃3万円以内の物件』などと、希望条件に対して予算が低すぎる方。


『親の力を借りたくないから』とか『今が頑張りどき』など、ご事情を説明されても、条件に見合った物件が存在しない以上、紹介することはできません」


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②物件の理想が高すぎ

「オートロック、最上階、角部屋、デザイナーズ、ロフト付き…など、ご希望の条件は明確な方が、物件を探しやすいのは事実です。


しかしながら、家賃の予算に上限がある場合、その全てを叶えることは難しいと理解いただきたいです」


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③申し込み前に家賃の値下げ交渉

「『どうしても入居させて欲しいので、家賃は何とかなりませんでしょうか』とおっしゃる方がいます。


申し込みをするなら、オーナー様に交渉できるかもしれません。しかし、申し込みせずに値下げ交渉をされる方は、入居の意志が分からず、対応に困るだけです」


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④物件キープのために申し込みを乱用

「物件は申し込み順に仮押さえをすることができます。その後、契約まで間にキャンセルすることは可能です。


それを知って、とりあえず物件をキープするために申し込みを3つ4つと乱用しようとする方がいます。不動産屋としての信用に関わるので、困ります」


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⑤物件を決める気配がない

「内見をした段階になって、『親に聞かないとわからない』など、物件を決める気配のない方。


次に店に来るまでに申し込まれている場合もあるので、本当に住まいを決めたいと思っているのなら、決裁権のある人と一緒に物件を見て欲しいのが本音です」


不動産屋さんは、お客様の希望を叶えるために真摯に対応しています。お互いが気持ちよく物件探しができるように、配慮のある言動を心掛けたいものですね。

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(文/fumumu編集部・志都

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