現代社会を生きていると、メンタル面の不調で苦しむこともあるかもしれません。なかにはあまりにも苦しくて、会社や学校を休む人までいるようです。
■約6割、メンタル面の不調で休む
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、「メンタルの不調による日常生活への影響」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「メンタル面の不調で会社や学校を休んだ経験がある」と答えた人は、全体で57.9%。
fumumu取材班は女性たちに、メンタル面の不調により会社や学校を休んだ話を聞きました。
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①仕事のプレッシャーで
「新卒で入社した会社で、初めて大きな仕事を任された時のことです。期待に応えようとがんばりすぎたせいで、毎日残業続きで心身共に疲弊していきました。
上司からのプレッシャーも勝手に感じてしまい、だんだんと夜もあまり眠れなくなってしまったんです。そしてある朝、起きようとしたら体が動かなくなりました。
そのためにその日は無理に出社せず、休むことにしたんです。この休息のおかげで、翌日から少し気持ちを切り替えられました」(20代・女性)
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②試験期間中のストレス
「大学の試験期間中、私は高得点を取らなければならないというプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。毎日勉強して夜遅くまで詰め込みましたが、次第に集中力が続かなくなったんです。
そして、頭痛や不眠症に悩まされるようになりました。このままだと試験に悪影響が出てしまうと思った私は、試験の前日に家でリラックスすることに専念したんです。
心を落ち着けるために音楽を聴くなどしたおかげで、安定した気持ちで試験に挑めました」(20代・女性)
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③人間関係でメンタルが悪化
「新しい職場に転職してすぐのときに、同僚との人間関係に悩まされるようになりました。ある同僚が人間関係をかき乱すようなタイプのために、次第に職場に行くこと自体が苦痛になっていきました。
ある朝、起きた時に息ができないような感覚に襲われ、その日は仕事に行けないと思ったんです。そのために上司に連絡して、1日休むことにしたんです。
状況は変わっていませんがこの休みがあったおかげで、少し気持ちを整理できた気がします」(20代・女性)
早期に自分の状態に気づき、適切な対処をすることが重要なのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)