相手によって態度を変えることは、多かれ少なかれ誰しもがしていることでしょう。ときには自分自身でも驚くほど、違う態度を取ってしまう場合もあるようです。
■約7割、人によって態度を変える
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、人によって態度を変えるところがあるか、調査を実施しました。
その結果、「変えるところがある」と答えた人は、全体で68.9%。
fumumu取材班は女性たちに、人によって態度が変わったエピソードについて聞きました。
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①職場の上司に対して
「職場の上司に対して、私はどうしても緊張してしまうんです。その上司が厳しくて細かい指示を出すタイプなので、常に完璧を求められている気がして怖い気持ちがどこかにあるのでしょう。
ある日上司から直接的な指摘を受けたときに、私は自分でも驚くほど丁寧な敬語を使って応答しました。しかしその後、同期の仲間と話すときにはすっかりとリラックスして話している自分に気づいたんです。
相手の立場が違うとはいえ、あまりの変化に自分でもびっくりしました」（20代・女性）
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② 友達とのグループ内で
「仲のいい友達のグループのなかに、いつもリーダーシップを取る子がいます。その子がいるときといないときで、私の態度が全く違うことに気づきました。彼女がいると、私は遠慮がちになってしまうんです。
彼女が前に出てくるので、意見に合わせるようにするのでしょうね。しかし彼女がいない場では、私はもっと自由に意見を言えています。このギャップに、自分でも驚いているんです。
彼女も悪い人ではないのですが、少し私のなかで苦手意識があるのかもしれませんね」（20代・女性）
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③家族と友人に対して
「家族といる時の私と、友人といる時の自分がまったく違うと感じます。家族の前では遠慮がなく、正直に物事を言うことが多いんです。しかし、友人の前では、少し自分を作ってしまうことがあります。
たとえば家族と出かけるときは自然のままでいるのに対し、友人と出かける時は服装や言葉遣いに気を遣っていて…。それぞれの関係性において、態度が変わっているのだと思いました。
友人が家族といる私を見たら、驚くでしょうね」（20代・女性）
それぞれの相手に対して異なる態度を取ることは、無意識のうちに相手との関係性を良好に保とうとしているのかもしれませんね。
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（文／fumumu編集部・ニャック）この記事の画像（1枚）
