橋下徹、4歳児中毒死で両親逮捕に私見 「事件を担当した経験から…」
台東区でホテルなどを経営する夫婦が、4歳の次女を殺害した容疑で逮捕された事件。橋下徹さんは弁護士の観点から解説。
18日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、東京台東区の夫婦が当時4歳の次女に抗精神病薬などを摂取させ、中毒死させた容疑で逮捕された事件について報道。
弁護士の橋下徹さんは「子育てについては偉そうなことはいえない」としながらも、弁護士という立場から私見をのべています。
■自宅のベランダに放火して逮捕も
東京都台東区でホテルなどを経営する夫婦が、4歳の次女を殺害した疑いで逮捕された事件で、夫婦のこれまでの「生活の実態」が浮き彫りになりました。
報道によると容疑者である母親は、2019年に、自宅のベランダで洋服に放火をして逮捕されていたことも明らかになっています。そのため3人の子供は児童相談所が一時保護していますが、その後保護は解除されたもようです。
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■次女を「邪魔な存在」と言うことも
また、事件前に容疑者夫婦は長男のことを「跡取り」、長女のことを「かわいい」とメッセージを交わしており、次女に関しては「なんか邪魔な存在」と評していたという情報も。
警視庁は、次女にだけ日常的なネグレクトがあったとみて捜査を進めていますが、妻は逮捕後に黙秘をしており、夫は「関与していません」と容疑を否認していると報じられています。
司会の谷原章介さんは「本当に分からないことが多いですけど、橋本さん、やっぱり閉じた小さな家族の中っていうのは、ひとつの間違った方向にバイアスが強く働くっていうことは、往々にしてあるんですかね」と、橋下さんに問いかけています。
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■橋下、弁護士の観点から解説
橋下さんは「僕もちょっと子育てのことは偉そうには言えないんですけど」としながら、「事件を担当した経験からすると、ある子供に対してものすごく憎しみとかそういう気持ちが一貫してあるから虐待に至るということではなくて…」と説明。
虐待をする親の心理として、「ものすごく愛情があっても、なにかのきっかけで憎しみになったりとか、それがこう…あいまじるっていうことはありますから」と、過去の事例を鑑みつつ考察していました。
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■谷原、真相解明に期待を寄せる
さらに橋下さんは、「まだ否認黙秘ですからね、これから事実関係は明らかになってくると思いますけど『子育てをしっかりやっている、かわいがっている』という関係者の証言もでてきているんですけど、なにかのきっかけでそういう暴力的な対応をしてくる、っていうことがあるんでしょうね」とコメント。
谷原さんは「本来そうやってバランスが崩れそうなときにバランスをとるのが相手、例えばお母さんが崩れそうだったらお父さんがとるとかそいいうことだと思うんですけどね…」と話し、真相解明に期待を寄せていました。
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(文/fumumu編集部・星子)