正義感あふれる役が似合うブリー・ラーソン 新作のスーパーヒーローもハマり役でかっこいい
イケてる女優「イケジョ」のススメ:ブリー・ラーソン。熱い思いと共に。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『マーベルズ』の公開を記念して、同作で主人公のスーパーヒーロー、キャプテン・マーベルを演じているブリー・ラーソンです!
■最強の女性ヒーロー
現在公開中の『マーベルズ』は、マーベルコミックに登場するヒーローの中でも、最強とうたわれる女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの活躍を描くアクション。
謎の敵が迫る中、元アメリカ空軍パイロットのキャロル・ダンヴァースこと、キャプテン・マーベルは、モニカ・ランボー、カマラ・カーンといった女性たちとチームを組むことになるのですが…?
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■ザ・正義の体現よりも
このキャプテン・マーベルを演じているのが、1989年10月1日、アメリカ生まれのブリー・ラーソン。
最近ではこのキャプテン・マーベル役でおなじみですが、2015年に『ルーム』で演じた男の子を持つ母親役で、アカデミー賞主演女優賞受賞した実力派。さらに、シンガーソングライター、監督としての顔を持ち、マルチな才能を発揮しています。
それはつまり、物事を俯瞰で見えることの表れであり、そのためか、ブリーはキャプテン・マーベルのような「ザ・正義」を体現するキャラクターよりも、「ザ・正義」の人と同じ思いを抱く熱い同志的な役が似合うように思います。
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■同志としての力強さ
その「同志」としての輝きが、一番発揮されているのが、『黒い司法 0%からの奇跡』(2019年)です。
本作は、実在の弁護士ブライアン・スティーブンソンが発表したノンフィクションを原作に、マイケル・B・ジョーダン演じるスティーブンソンが、冤罪の死刑囚のために奮戦する姿を描いています。
ブリーはその中で、スティーブンソンと共に死刑囚を助けるエバを好演。エバも正義の人ではありますが、同時に、スティーブンソンのよき理解者でもあり、正義の信念を持つ者たちが手を組むと、それはさらに大きな力になり、やがて現実をも変えることを教えてくれるのです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)