人との関わりの中で、相手の発言や態度にモヤモヤとする瞬間もありますよね。ハッキリと喧嘩を売られているわけではないけど、なんとなくチクッと刺さる相手の言動。
心に影を落とす嫌味や意地悪への対処法を、 fumumu取材班が聞いてきました。
①「どういうこと?」
「嫌味なのか判断しにくい発言をされたときは、素直に『どういうこと?』と質問するといいですよ。意地悪な人って、自分が意地悪な発言をしているとバレるのはイヤなんですよ。
私の場合は、恋人がいないことをすごくバカにされたことがあって。『相手がいないのって結構やばいじゃん』と笑われたときに、『やばいってどういうこと?』とストレートに聞きました。聞き返されると思っていなかったのか、しどろもどろになっていましたよ。
大切なのは、あくまで冷静に聞くこと! 怒ると『ムキにならないでよ』とバカにされるので、『言葉の意味がわからないから教えて』とあくまで淡々とした態度を貫くことがポイントです」(20代・女性)
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②褒められたときの反応
「チクチク言葉は、すべて褒め言葉として受け取るのがおすすめです。『仕事が楽そうでいいね』と言われたら『ありがとうございます〜! 周りがやさしくて!』と笑ってみたり。
『これくらいできないで、よく生きてこれたね』には『え、ありがとうございます! 生きる能力高いんですかね』と自分を肯定してみたり。
意地悪な言葉を素直に受け止めて傷ついたら、相手の思うツボですよ。『この人には意地悪しても意味がない』と思わせることができたら、こっちの勝ちです!」(20代・女性)
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③相手の土俵に乗らない
「嫌味や意地悪に対して感情的になるのは、相手の思惑通りですよ。相手が嫌味を言うのは、こちらの反応を引き出すためかもしれないから。
怒らせたいとか、泣かせたいとか。怒らせることで、自分がいる位置まで落とそうと思っている場合もあるだろうし。相手の土俵に乗らず、冷静さを保つことが大切です。
相手が必死に嫌味を言ってきたら、それに乗らずに『私にはわからないですけど、大変そうですね』でOK! あなたと関わるつもりはないと、言葉や態度で伝えるのがいいと思いますよ」(30代・女性)
意地悪な言葉を受け取らないことは、コミュニケーションにおいて重要なスキルです。
パワハラ・モラハラ・セクハラなど、スルーできないほどの実害が出ている場合は、ひとりで抱えずに周囲にSOSを発信してくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)