東京駅前の建設現場、鉄骨落下で2人死亡 宮根誠司「けっこう高いビルで…」

東京駅前の建設現場で作業員が鉄骨とともに落下し、2人が死亡。『情報ライブミヤネ屋』では安全管理の問題にも言及。

宮根誠司

19日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)では、高層ビル建設現場で鉄骨が落下した事故について報道。

番組冒頭で速報として入ってきた驚きのニュースに、司会を務めるフリーアナウンサー・宮根誠司さんは詳しい経緯を探りつつ状況を解説しました。



■東京駅前で建設作業員が死亡

今朝、東京駅前の建設現場で作業員が落下し、2人が死亡する事故がありました。報道によると、事故現場は東京駅八重洲口付近の再開発エリアで、51階建てのビルの建設現場。

警視庁と東京消防庁によると、午前9時半頃、ビルから作業員が鉄骨とともに落下。何らか理由で約15トンの鉄骨がビルの7階部分から3階部分に落ちて、作業員は投げ出される状況になったそうです。

この事故で20代から40代の男性作業員5人が怪我をして、そのうち3人が意識不明の重体で病院に搬送され、2人の死亡が確認されました。



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■目撃者からは「地響きもした」という声も

事故の瞬間を目撃した人は、「午前9時ぐらいに『ドカン』と音が聞こえて金属が上から落ちたような音が聞こえた」「工事はずっとやっていて多少音が聞こえるんですけれど、今まで聞いたことがない音が聞こえた」という証言も。

続けて、「足場が落ちたと最初は思ったが、足場の音よりははるかに大きいと思って鉄骨の音かなと思ったんです」「雷が落ちたような、地響きもした」とものべており、事故の激しさを物語っています。



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■「まだ作業ははじまったばかり」だった?

宮根さんは、現場のリポーターに「ハリなんですけど、長さは30mで幅が30cmですからかなり細長いもの…」「支柱がなんらかの状況で折れてしまったと、ハリを支えている…そういうことなんでしょうか?」と問いかけ。

リポーターは「そういうことも考えられます」と答え、7階で作業していた人々がハリの落下に巻き込まれた可能性も示唆。宮根さんは現場の映像を参照しながら、「けっこう高い高層ビルでまだ作業ははじまったばかりなんですね…」と解説しています。



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■下から突き上げるような振動走る

落下直後は下から突き上げるような振動が走り、その衝撃は「震度3くらいの地震がくるのではないか」と思うほど強かったもようです。

映像を見る限り骨組みを組み立てている段階の事故である可能性が高いもようで、専門家は建築現場の人手不足の問題にも言及しており、安全管理が適切であったかも「調べてほしいなと思います」と話しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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