結婚願望を持つ人が少なくなったと言われています。平成29年版 少子化社会対策白書によると、平均初婚年齢は、2015年で、夫が31.1歳、妻が29.4歳となっており、30年前と比較すると、夫は2.9歳、妻は3.9歳上昇しています。
自分が家庭を持つことを、イメージできないのかもしれません。また「気楽なので、このままでいたい」と考えている人も、きっといるでしょう。結婚だけが幸せではなくなった現代では、生き方も多様化をしています。
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■結婚願望が強いと引かれて…
fumumu取材班は、20代で結婚した女性に結婚願望について話を聞いてみました。
「私はずっと、結婚願望が強くありました。昔、付き合っている彼氏に『結婚したい』と言って、すごく引かれたのも覚えています。
今の夫はそんな私を受け入れてくれて、トントン拍子に結婚を決めてくれたのがうれしかったです」（20代・女性）
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■既婚者に聞く「結婚願望はあった？」
編集部では、全国20〜60代の既婚者男女675名を対象に結婚願望について調査を実施しました。
「結婚はしたくないと思っていた」と答えた人は、全体で16.1%と少なく、やはり独身の頃から結婚願望があった人が多いようです。
また、婚約破棄の経験がある人は、4割の人が結婚をしたくないと考えていたようです。
ギリギリのところで破談をしてしまい、「もう、二度としない」と思ったかもしれません。
「6年くらい付き合って、結婚の約束もしていた人がいました。でも彼に好きな人ができたから別れることになり、そのときに『もう恋愛も結婚もしない』って思ってたんです。
でも今の夫と出会って、そんなことすっかり忘れて結婚しちゃいましたね」（30代・女性）
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■「結婚願望なかったが結婚」20〜30代男性3割
性別・年代別では、20代や30代の男性で高く3割ほど。
「面倒だからずっと一人がいいと考えていたけど、今の妻が好きすぎて『この人ならいいかな』と思いました。妻に出会わなかったら、今でも一人だったと思います」（30代・男性）
3割が結婚をしているのなら、もし彼に結婚願望がなさそうでも、別の彼を探す前に、しっかり今の彼にアプローチをかける価値はあるかもしれませんね。
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（文／fumumu編集部・ニャック 参考／平成29年版 少子化社会対策白書）この記事の画像（3枚）
