ボランティアなの!? 職場で「労働力を搾取された」と感じた言動

「やって損はしない」と言われたことありますよね。

悩む女性
(metamorworks/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

「苦労は買ってでもしろ」ということわざがあります。しかし、勤務先やバイト先で頼まれたことが本当に必要なことか、疑問に思った経験も少なくないでしょう。

fumumu取材班は、職場で「労働力を搾取された」と感じた言動について、詳しく話を聞いてみました。


■「研修は勉強」と賃金払われず

「会社の指示で、1週間の新人研修に行きました。ところが、給料日に受け取った給与明細を見て、研修期間内の日数が出勤日に含まれていないことが発覚。


経理の間違いだと思い、慌てて問い合わせをしたのですが…『研修期間中は勉強のため、賃金の支払い対象にはなりません』と言われ、愕然としました。


勉強とは言われても、それは職務に必要なもので、私自身には全く関係ありません。職場の指示で研修に参加しているにも関わらず、無給だなんてふざけてます」(20代・女性)


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■「経験が重要」と嫌な役を押し付けられた

「以前、アパレルブランドで販売員としてアルバイトをしていたのですが…クレームが発生した時は必ず、『経験はためになる』と、対応を押し付けられられました。


『お客様の意見は貴重』とか『商品開発に必要』などと言うなら、クレームの内容も把握すべきですよね。


アルバイトの私が何か意見を言ったところで、それらが担当者まで伝わることなんてありませんでしたよ」(10代・女性)


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■「困ったらお互い様」と言いながらお願いばかり

「『困った時はお互い様だから』と、常に仲良しモードの同僚。しかし、実際は『今は他の仕事で忙しい』とか『今日は早く帰らなきゃいけなくて』など仕事を押し付けてばかり。


私が困っている時に助けてくれたことなんてないんですから。


『残業するのは、本人の力不足』と、会社は残業代を払ってくれないし…最悪です」(20代・女性)


研修、勉強、経験など…中には、本人のためになるものもあるかもしれません。しかし、それらが業務上必要な場合、会社は働いてもらった分の対価としてお金を支払うべきですよね。

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(文/fumumu編集部・志都

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