なによりも必要なものがなくて…　約6割が「友達からの誘い」を断った理由

「友達から飲みに誘われたのですが、給料日の前だったこともありお金がありませんでした。ただ友達との付き合いも大切にしたいと思った私は、親に頼んでお金を借りることにしたんです。

うちの親も普段から『友達は大切に』と何度も言っている人なので、私の気持ちを理解してお金を出してくれました。そのおかげで私は、友達と楽しく飲むことができたんです。

ただいつでも親を頼れると思ってもいけないので、無駄遣いを控えていきたいとも思っています」（20代・女性）

「その月はいろいろな出費が重なり、本当にお金がなくて困っていました。しかしそんなところに、友達から『ごはんに行こう』との誘いがあって…。さすがに、そんな余裕はありません。

もとから断るつもりだったのですが、冗談で『お金がないので、奢ってくれるなら行く』と言ってみました。すると友達から、『いいよ』との返事がきたんです。

意外な反応にびっくりしましたが、私は素直にその好意を受け取りました。こんなこと、仲のいい友達だからこそ言えたので…」（20代・女性）

「学生時代の友達から、『久しぶりに会おう』との連絡がきました。もちろん会いたいと思っていたのですが、そのときにはあまりお金がなくて…。外食などに行くのは、少しきついと思ってしまいました。

そこで私は、友達を私の家に招いたんです。家でお菓子などを適当につまんで話せば、かなりの節約になると思ったんです。友達もそれで納得してくれたので、出費が抑えられて助かりました」（20代・女性）