マッチングアプリの使い方が斜め上だった! 超ハイスペ男子現る
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
カジュアルマッチングアプリなんてもうやめた、やめた。真面目な婚活を改めてスタート。さっそくデートした人は真面目な人かと思いきや、帰り道にカジュアルなマッチングアプリをやっていると言われ、冷めていく心。
さらにまだ消してなかったカジュアルなマッチングを完全にアンインストール。今は、現実を見て、前に進むしかない…。
■これが婚活
暇です。カジュアルマッチングアプリをいくつかアンインストールし、真面目なマッチングアプリにした途端、この暇さ…。でも、これが現実か。1日に2いいねくらいのペース。少なすぎる。カジュアルアプリなら本気出せば200はいける…! いや、もう、そういうのいい。いいねもらえるだけありがたい。
しかしそうなると、ただマッチングして会って話して帰るという日々になりました。可もなく不可もなく男、その1、その2、その3、ただ食事をするだけ。たまに結婚相談所でビデオデートをし、もう数時間後には何を話したか忘れてしまっているような、そんな日々。
でも、これが婚活、らしい。婚活アドバイザーいわく、そういう男の人たちの方が婚活市場ではすぐ売れるとか。そういう男の人に早く決めちゃわないから「理想が高いアラフォー」なんて言われてしまう。そんなこと言われてもなぁ…。
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■アンインストール前にマッチングした彼
ふと、最後の最後にカジュアルマッチングアプリでマッチして連絡先を交換した人を思い出しました。あの人ってどんな人だっけ? もうアプリやめるからとLINEを交換したんだっけ。すると、数日後、向こうから連絡が来ました。
「まほさん、お元気ですか? 一度お会いしてお話してみたいなと思います、良かったら空いてるときランチでも」 ランチ! 私は今後、マッチングアプリでマッチングした人との初回は「ランチデート」しかしない! と、決めました。今度こそ真剣交際に向かうため、環境から整えていました。
もうやめたんだ。夜に待ち合わせして、テキトーな居酒屋を探し口説かれる、それはホテルまでの繋ぎの時間。ホテル前に必ず入るコンビニでも、すべてご馳走してくれて、荷物も持ってくれる紳士たち。
でもそれは、紳士とはいってもカジュアル紳士なのです。もうそういったことから、私は卒業したのだから。彼とランチデートの日程を決めていきました。
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■ビジュアルバンドのボーカル顔、登場
今回は、古本屋の多い都内某所で待ち合わせ。時間通りに登場した彼は、私の高校時代に流行ったビジュアルバンドの綺麗な顔立ちをされたボーカル顔なうえに、知性と上品さも兼ね備えていました。
「当たりだ…」。結局、当たりだと思う人はカジュアルマッチングアプリで会った人ばかりな気がするが、当たりを引くとどうしてもワクワクしてしまう私。しかもランチは大好きな、これ「レストランを予約」をしてくれていました。
「この辺りは職場が近いのでランチを開拓したいんです」。とても落ち着いた口調。今までのカジュアル男たちとは一味違う雰囲気。食事のマナーもきちんとしている。「それにしても、写真で見て可愛いだろうなと思っていましたが、やっぱり可愛いですね」。きた。前回に続いてまた褒めてもらってる。このマッチングアプリでデートする際に起こる、褒めゾーン。ホストにハマる女かよ! 自分にツッコミながらも、この時間…きらいじゃない。
「しかもお話も面白いですね、こんなに魅力的な人と出会えるなんて」。上がっていく私のテンション。「しかも、まほさんがアプリ辞める直前に会えるなんて、なんて僕は運が良いんだ」。文字に起こすと少し芝居じみてますが、この彼、本当に上品で単純に心地よい。話が弾みました。
「良かったらこの後、カフェでお茶はどうですか?」。もちろん行きます♡ でも、この彼。登録した目的はなんだろう?
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