家族には、「いつも笑顔でいてほしい」と思っている人も多いと思います。そしてなかには、家族を喜ばせるために嘘をついた人までいるようです。
■約6割、家族を喜ばせるために嘘
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、家族を喜ばせるために嘘をついた経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「嘘をついた経験がある」と答えた人は、全体で64.5%。
fumumu取材班は女性たちに、家族を喜ばせるためについた嘘について話を聞きました。
関連記事:どんなに隠そうとしても無駄… 約3割が実感している“人の嘘”にまつわること
①誕生日のサプライズのために
「妹の誕生日を、家族みんなで祝うことになったんです。できるならサプライズでお祝いをしたいのですが、妹は家にいます。このまま準備してはバレてしまうので、母が『お客さんが来るから』と嘘を伝えたんです。
その言葉を信じた妹は、すぐに外出しました。そこからは急いで、料理や飾りつけなどの準備をしたんです。そして妹が家に帰ってきた瞬間に、クラッカーを鳴らして祝福したのですが…。
妹からは、『おかしいと思った』と言われてしまいました」(20代・女性)
関連記事:飲み会に男性がいるのに… 身近にいる嘘をつくのが上手な人とは
②職場の環境が悪いのに
「前の会社への就職が決まったときには、両親が心から喜んでくれたんです。そのために仕事でも結果を出して、さらに両親を安心させたいと思っていました。しかし働いてみると、つらいことが多くて…。
とくに私がいた部署は環境が悪く、人間関係にとても悩まされていました。ただ喜んでくれた親に弱音を吐けなくて、ずっと『仕事が楽しい』と嘘をついていたんです。
しかし私の元気がないのを心配した親が、あれこれと聞いてくれたので最終的には正直な気持ちを伝えました」(20代・女性)
関連記事:騙されてしまう人も多数? 約1割がよく流している「悪い涙」の正体とは
③プレゼントを渡すのに
「母がずっと食べたいと言っていたデパ地下のスイーツがあり、休みの日に並んで手に入れたんです。ただわざわざ並んでまで買ったと知ると気を遣うと思ったので、『すぐに買えた』と嘘をつきました。
かなり人気のお店なので、母は『休日なのに、そんなことあるんだ』と少し疑っていましたが…。ただようやく食べられたスイーツに感動してくれたので、並んで買ってよかったと思いましたね」(20代・女性)
家族を思うあまりに嘘をつくのかもしれませんが、向こうは「本音で接してほしい」と考えている場合もあるでしょうね。
・合わせて読みたい→飲み会に男性がいるのに… 身近にいる嘘をつくのが上手な人とは
(文/fumumu編集部・ニャック)